日本初!「障がい児向け手遊び歌」DVDの製作。

日本初!「障がい児向け手遊び歌」DVDの製作。


















 

 

【日本初!「障がい児向け手遊び歌」DVDの製作。】

 

 みなさんも子供の頃に「アルプス一万尺」「大きな栗の木の下で」などの「手遊び歌」で遊んだ経験をお持ちと思います。

 

 「手遊び歌」は、くまさん横浜の子供たちも大好きでよく行っています。が、もともと手遊び歌は、健常の幼児を対象に作られており、実は障がいをもつ子供たちにとっては動作が速かったり、複雑だったりするものも多いのです。

 

 そこでこのたび、鎌倉女子大学講師の佐藤憲司先生にご協力いただき、動作をゆっくりにしたり、簡単に省略化して障がい児でも楽しめる「障害児向けバージョンの手遊び歌」をくまさん横浜で開発-編集しました。

 佐藤先生は現在、鎌倉女子大学で「特別支援教育」の授業で学生に教鞭をとられている先生ですが、以前には小田原養護学校藤沢養護学校の校長を歴任された障害児療育の専門家です。今回の企画の趣旨をお話しましたら快くご協力をいただき、専門家の見地からいろいろとご指導を頂きました。

 

 従来の手遊び歌を全体的にリズムとスピードをゆっくりとさせ、複雑な動きは簡単な動作に置き換え、障がいを持った子供たちでもやりやすいように編集した中から、今回約40曲を選び出しました。そして横浜だけでなく、練馬本部保谷教室の職員とも合同で、くまさんグループの職員たちが実演した療育用DVDを制作し、このたび、パンローリング株式会社様から出版する運びとなりました。

 

 くまさん横浜からは、非常勤の山中愛先生と工藤素加先生が出演され、本日、くまさん横浜の指導訓練室で20曲分の撮影が行われました。パンローリング社様から3台のカメラとスタッフがいらっしゃり、ご覧の通り、素敵な笑顔のお二人が、いつも子供たちと手遊び歌をやるように、上手に実演する様子を撮影しました。もちろん佐藤先生にもお越しいただき、振付の監修やご指導のほか、先生のご挨拶や解説も撮影しました。

 

 出版社の方によると「障がいを持つ子供向けの手遊び歌」というのは、他に類がなく日本で初めての出版だそうで、学術的な資料としても貴重なものとなるとのこと。こうしたことにくまさん横浜が参加できましたことを幸いに思います。佐藤先生、誠にありがとうございました。

 

 このあと、撮影したものを出版社で編集し、夏ころに全国の書店で発売になる予定です。今年の夏休みには、くまさん横浜だけでなく、全国の子供たちがくまさんの先生のDVDを見て手遊び歌をやっていただけると思うと、ちょっと嬉しくなります(^_^)。どうぞご期待ください。

 


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