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2026/11/07/ (土)
くまさん横浜ブログ【中高生のフレンチトーストづくり】
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くまさん横浜ブログ【12月16日(水)、「療育整体」の研修講座を開催します!】
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くまさん横浜ブログ【ハロウィン当日は、スタシオン鍛冶ヶ谷さんへ!】
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くまさん横浜ブログ【グランドホール港南さんでもトリック・オア・トリート!】
2026/10/31/ (土)
くまさん横浜ブログ【町内でトリック・オア・トリート!】

 

くまさん横浜は、横浜市港南区日野南6丁目にある、知的障害児対象の放課後等デイサービスです(場所はこちら)。

 利用できるお子さんは、横浜市内の学校に通う小学生の知的障がい児です。中学生・高校生は併設の「くまさん横浜NEXT」が利用できます。

 場所柄、主に港南区・栄区の児童が多く通っていますが、遠く戸塚区や磯子区・金沢区・南区・中区・港北区からも通われているお子さんがいらっしゃり、合計7校の地域の学校から児童が集まっています。

 また利用児童の約9割がA1(最重度)・A2(重度)のお子さんで、「強度行動障害」の認定を受けている児童が約1/3ほどになる「重い子」の事業所です。

ご利用方法等、どうぞお気軽にお問い合せください。

【最新記事】【中高生のフレンチトーストづくり】

 【中高生のフレンチトーストづくり】

 今週、くまさん横浜NEXTの中高生たちが、調理活動でフレンチトーストづくりに取り組みました。日によってメンバーが入れ替わりながら、どの日も材料を量るところから焼き上げ、そして食べるところまでまで、一つひとつの工程を自分たちの手で進めました。

 まずは卵液づくりからです。牛乳パックを両手でしっかり持ち、計量カップの目盛りを見ながら少しずつ注いでいきます。こぼさないようにとカップをのぞき込む真剣な表情が印象的でした。
 続いて卵割りに挑戦です。お椀のふちに卵を軽く打ちつけ、殻に指をかけてそっと開く作業は、力の加減がとても難しいところです。思いきり割ってしまう人、慎重になりすぎてなかなか割れない人、それぞれでしたが、職員と一緒に何度か試すうちに、黄身がつるりとお椀に落ちる瞬間を迎えることができました。

 砂糖をスプーンで量り入れ、香りづけのバニラエッセンスも加えたら、泡立て器の出番です。ボウルを片手で押さえ、もう片方の手で泡立て器を動かします。最初はぎこちなかった手つきも、ぐるぐると回すうちにだんだんリズムがつかめてきて、卵液はきれいな黄色に変わっていきました。友だちが混ぜている様子を隣でじっと見つめる姿もあり、お互いの作業に自然と関心が向いている場面が見られました。

 次は食パンを切っていきます。まな板の上にパンを置き、片手でしっかり押さえながら、プラスチック包丁を前後に動かして半分に切り分けていきます。
 
 自分でやってみたいという気持ちを大切にしながら、必要な場面では職員が後ろから手を添えて、安全に取り組めるよう支援しました。切り終えたパンは卵液のボウルに入れ、じっくりと染み込ませます。

 いよいよ焼きの工程です。ホットプレートにパンを並べると、甘い香りが部屋いっぱいに広がります。フライ返しを使ってパンを一枚ずつ裏返していきますが、熱いプレートの上でパンを崩さずにひっくり返すのはなかなかの難しさです。
 
 それでも、こんがりと焼き色がついた面が見えると思わず笑顔がこぼれ、焼き上がりを確かめるたびに楽しそうな表情を見せてくれました。順番を待つ間も、プレートの様子を気にしながら次の出番を待つ姿が頼もしく感じられました。

 焼き上がったフレンチトーストはお皿に盛り付け、粉砂糖をふりかけたり、チョコソースをかけたりして仕上げました。日によって蜂蜜をかけたりと少しずつ違うトッピングになり、見た目にも楽しいおやつが完成しました。
 
 テーブルにずらりと並んだフレンチトーストは、どれもふっくらとおいしそうな焼き上がりです。

 そして、お待ちかねのおやつの時間です。自分で作ったフレンチトーストを口いっぱいにほおばる人、お茶を飲みながらゆっくり味わう人、あっという間に食べ終えてしまう人と、食べ方もそれぞれでした。ど
 の顔にも満足そうな表情が浮かび、スグにおかわりの列ができました。食べ盛りの中高生たちの、何とよく食べること(笑)! それでも手を動かしてにっこり笑う姿や、器を大事そうに抱えて食べる姿から、自分たちで作り上げた喜びが伝わってきました。

 今回のフレンチトーストづくりでは、量る、割る、混ぜる、切る、焼くといった多くの工程を一つずつ経験しました。うまくいかない場面でもあきらめずに手を動かし続けたこと、職員やお友だちと一緒に作業を進められたことは、一人ひとりにとって大きな経験になりました。

 くまさん横浜では子どもたちが隔週のペースで「調理」の活動を行っています。これにより自然と「家事の練習」ができることで、広く世界が広がります。

 また、人と一緒に食事をすることは、その人と「仲良くなる」効果があります。とかく自分のことにのみ関心が向きやすい自閉症児にとって「他者」を意識する機会を持つことは、将来、社会性の涵養につながります。くまさんではこうしたことも、子どもたちの「将来」を見据えて活動の設定をしています。


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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