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【カラオケ大会で楽しんできました!】
横浜が梅雨入り後、最初の土曜となった昨日、午後からみんなで久しぶりに「カラオケ大会」を開催しました。
今回も昨年夏に続き、株式会社コシダカ様のご厚意により「カラオケ まねきねこ 戸塚東口店」様にくまさんの子どもたちを無料招待していただきました。
カラオケ店の本格的な映像設備と音響設備の迫力は、私たちが事業所内で「ラジカセ」などで行うカラオケとは全くレベルが違います。言葉を話すことが困難な子どもたちも、高鳴る音楽に自然と体を動かし、大きなスクリーンの映像に目を輝かせ、生き生きとした表情で楽しんでくれました。
「アンパンマン」「どらえもん」「ちびまるこちゃん」「ジャンボリーミッキー」などの子どもたちが大好きな曲が次々と歌われる中、海上自衛隊出身の職員による「月月火水木金金」といったシブい軍歌が歌われる場面もあり(笑)、みんなワイワイと盛り上がりました。
幸いなことにカラオケ店は防音設備が完璧なため、子どもたちがどんなに大声を張り上げてもジャンプしても、周囲にご迷惑をおかけすることがありません。みんな存分に大声を張り上げ、マラカスやタンバリンなどの「鳴り物」を叩いて踊り、雨の日にもかかわらず外遊びのような楽しい時間となりました。
また当日はお店のご配慮により、隣にもう一部屋「歌わない部屋」もご用意いただきました。
そちらでは聴覚過敏の子や音が苦手な子たちが、お絵描きをしたり本を読んだりして静かに過ごすことができました。このような細やかなお心遣いにより、すべての子どもたちが自分らしく過ごせる環境を整えていただきました。
重度の知的障害を持つ子どもたちの多くは、言葉による表現が困難な分、「音楽」や「リズム」に対して特別な感受性を持っています。
歌が進むにつれてフロアで自然に体を揺すって踊り出す子どもたちの姿を目にし、彼らが文字通り「全身」で音楽を楽しんでいる姿を見ていると、こちらまで自然と笑顔になり、心が躍るような気持ちになりました。職員が一緒に踊る場面もあり、音楽という共通言語が子どもたちと職員の心を深く結んでくれたひとときでした。あらためて音楽の持つ力の凄さを実感しました。
みんなでたっぷり2時間ほど歌ったあとは持ち込んだおやつも食べて、充実した午後のひとときを過ごしました。
帰りに小1生で「今日うちの子、生まれて初めてカラオケに行きました!」とおっしゃった保護者の方もいらっしゃり、子どもたちにとって忘れられない思い出をまたひとつ作ることができました。
最後に、株式会社コシダカの腰高社長様、本件をご担当いただいた上席執行役員の榊原様、そして「まねきねこ 戸塚東口店」の鈴木店長様、くまさんの子どもたちをご招待いただき、また温かくお迎えいただき誠にありがとうございました。ぜひまた遊びに行かせてください!
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