【横浜市電保存館!】

【横浜市電保存館!】

 横浜市には、明治37年から昭和47年までの約70年間、「ちんちん電車」の愛称で親しまれた「市電」がありました。その市電の保存館がくまさんの近くの磯子区滝頭にあり、先日みんなで見学に出かけてきました。

 保存館には当時の車両の実物が保存されていて、実際に中に入ることができます。当時そのままのシートに座ってみたり、運転席に入ってハンドルやレバーを触ったり、つり革にぶら下がったりして(笑)、子どもたちは興味津々です。

 現代の電車やバスはアルミやステンレスでできていて、電光掲示などもあります。しかしこの古い市電は、木や鉄でできており、表示もレトロな書体で書かれており、現代の車両とはまた違った重厚な雰囲気がありました。

 また館内には市電が走っていた当日の街のジオラマや、運転のシミュレーターのコーナー、歴史的な写真の展示物などもあり、子どもたちはそれぞれのコーナーで色々な見聞をし、ふだん味わえない体験を楽しみました。また、現地でおやつも食べて土曜の午後を半日楽しんで帰ってきました。

 くまさん横浜では「地元/地域を知る」ことを、大きなテーマの一つに掲げています。具体的には、今、自分が住んでいる「横浜」「神奈川」の地域の地理や歴史、行事などを見たり聞いたり体験したりすること、です。

 もちろんそれらのすべてが子どもたちの記憶に留められるわけではありません。しかし、こうしたひとつひとつの小さなことが積み重なり、将来、自分の「故郷/ふるさと」として思い返せる場所が心の中に作られることが、人生を豊かにしてくれる一助になることでしょう。くまさん横浜は「子どもたちの将来のために、今、何をするか?」をいつも考えている放課後等デイサービスです。 

 


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