【避難訓練を行いました】
【避難訓練を行いました】
先日、避難訓練を行いました。これは単に室内で「机に隠れる」などだけではなく、くまさんの入っているツバサビルから、地域の指定された避難所や防災拠点まで、子どもたち参加の上でみんなで地域を移動し避難場所を覚える活動です。
今回は「地震が起こった後に火災が発生し、職員が消火器で消火に務めるも、消しきれず建物から避難」という想定で行われました。
お昼が終わったあと、13:30頃に「発災」します。訓練室の大型モニターに「緊急地震速報」の文字が出てアラームが鳴りました。「地震だー!机の下に隠れて!」「玄関ドアを開けてください!」と先生方の声が飛び交い、子どもたちは机の下に潜り込みます。
NEXTの高校生の大きなお兄さんの中には、机に隠れては見たものの、お尻から下が出てしまう子もいて、まあそれはご愛嬌です(笑)。
1分くらい経ったら揺れが収まり(という想定です)、今度は火災が発生。壁に貼られた火の絵に向かって先生が消火器を向けます。もちろんポーズだけで実際には噴射しませんが、「僕もやりたい!」「私もー」と、小学生で参加する子たちもいて(笑)、ほのぼのとした消火活動となりました。
それでも火は消しきれず(という想定です)に移動開始です。全員靴を履いて外に出て、ビルの1Fで小学生たちとNEXTの中高生たちが集合し、先生方が点呼を取りました。全員の無事を確認したら、一路、地域の防災拠点の日野南小学校を目指します。
住宅街とは言え、マチナカの移動には注意が必要です。一般の方だけでなく車やバイクも行き来しますから、すべて先生たちが手をつないで移動します。
無事に防災拠点に到着したら、帰りに「いっとき避難場所」の「日野町原第一公園」に寄りました。こちらにはブランコやすべり台の複合遊具などがあり、ここで30分ほど「公園遊び」の時間を取りました。
当日は良いお天気で残暑がありましたが、子どもたちにとっては震災時にどう行動するかの練習だけではなく「楽しい公園遊びの時間」にもなった避難訓練でした。今年は昨年のような「非常食を食べる体験」は行いませんでしたが、各プロセス全て時刻の記録を取り、消防署用の報告書も作成しました。
くまさん横浜では毎年2回、3月と9月の「震災の月」に避難訓練を行っています。昨年は「非常食のアルファ米を食べる」経験もし、日頃からこうした防災への備えに気をつけています。
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