【新聞紙ちぎりの活動】

【新聞紙ちぎりの活動】

 くまさん横浜のブログ記事では「お出かけ」「イベント」の様子を掲載することが多いのですが、ふだんはもちろん室内を中心に活動しています。

 先日は、小学生たちが「新聞紙ちぎり」の活動を行いました。こちらは感覚統合訓練の一つです。「素材」としての新聞紙を子どもたちに与え、それを折ったり、ちぎったり、丸めたり、破いたり・・・与えられた素材に「自由に何をしても良い」という活動です。

 最初はびりびりと「破いて」みますが、時間が経つとその破かれた紙片をパラパラと宙に投げてみたりを始めます。また丸めてボールにしてみたり、職員に持ってもらって「パンチ」で破いたり、「服」を作って着てみたり、紙の山の中で寝転がってみたり・・・と子どもたちは思い思いに自由に紙を扱います。中には頭にかぶってみたり「折り鶴」を居る子もいたりします。

 この活動では「口に入れる」などのことがなければ、先生たちは子どもたちがどんなふうに紙を扱っても止めません。そうやって子どもたちは自由に紙を扱う中で、さまざまな指先の感覚を養っていきます。

 人間の脳は身体からの運動刺激・感覚刺激によって大いに発達します。それは成長期の子供にとってとても重要な成長要素で、モンテッソーリ教育などでも子供に指先の巧緻性を高める訓練が多く導入されています。

 この活動はご覧のとおり盛大に散らかるため、ご家庭ではまずできない遊びです(笑)。そのせいか子どもたちはめったにない機会に大はしゃぎし、楽しい時間を過ごします。

 くまさん横浜は子どもたちが「楽しみながら、役に立つ」活動をたくさんご用意している放課後等デイサービスです。
 

 


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