【スイカ割りをやりました!】

【スイカ割りをやりました!】

 くまさん横浜は、先週から4回ほどみんなで「スイカ割り」の活動を行いました。

 タオルで目隠ししてスイカに臨みますが、目隠しをすると眼の前が見えなくなってしまうため、ギャラリーのみんなが声で応援してくれます。

 「もっと右!」「あー行き過ぎ!一歩戻って!」などの「黄色い声」を頼りに自分の体を動かし、スイカを叩きに行きます。中には目隠しがどうしてもイヤで外してしまって「はちまき」になったり「首タオル」になってしまう子もいます(笑)。が、みんな棒を持ってスイカをポンポンと叩きに行きました。結構「当てる子」が多く、何人も当ててくれたので、最後はだんだんヒビが入ってスイカが割れていきました。

 もちろん割ったスイカはその場で先生方がさっと切り、おやつとしてみんなでいただきます。今回は、先日の三崎港の遠足で自分たちで買って運んできたスイカもあり、甘くてとっても美味しいスイカばかりでした。みずみずしいスイカにみんなかぶりついて美味しいおやつの時間となりました。

 人間はふだん無意識のうちのいわゆる「感覚」で多くの身体運動を行っています。毎日の生活の中で「目隠しして視覚を真っ暗にする」ことはまずありません。そうした中「声で聞いた指示だけで自分の体を思い通り動かす」感覚の訓練はなかなか機会がないのです。くまさん横浜ではこのスイカ割りはこうした貴重な「知覚訓練の機会」と考えています。

 子どもたちだけではなく先生方も参加しましたが、やはり先生方はオトナですから、打ち込みの「迫力」が違います。

 方向を間違えた先生がギャラリーの方に向かって叩きに行こうとする悲鳴が上がったり(笑)、きれいに叩けると音が力強いので、子どもたちから「〇〇先生、すごーい!」などの声も聞かれ、毎回とても盛り上がった活動になりました。

 くまさん横浜では、夏休みならではのこうした活動も子どもたちと一緒に楽しんでいます。

 

 


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