【三崎港にマグロを食べに行きました!】

【三崎港にマグロを食べに行きました!】

 先日、子どもたちと三崎の街まで遠足に行きました。三崎は神奈川県の三浦半島の最南端の港町で、マグロの水揚げで有名な三崎港があります。そこで本場のマグロを食べよう!という夏休みの遠足です。

 朝から横浜を出て、三浦半島を一路南へ南へと下り、三崎港を目指します。三崎港の突端にある和食料理店「海の幸」さんでお昼をいただきました。当日はくまさん横浜の子どもたちのためにご厚意で2Fを貸し切りにさせていただき、一般のお客様にご迷惑をかけることもなく、みんなゆったりとお食事させていただくことができました。

 「刺身定食」「マグロ漬け丼」と言ったレギュラーのメニューの他に、今回は特別にくまさんの子どもたちのために「お子様マグロ刺身定食」という特別メニューも作っていただきました。「冷凍していないマグロ」を食べたことのない子も多く、みんな「おいしいー」と目の色を変えてパクパク食べていました。ご覧のとおり、おいしくて子どもたちだけでなく先生方もニコニコの笑顔です(笑)。

 お昼を終えた後は三崎の散策です。「うらりマルシェ」と呼ばれる三崎マグロと三浦野菜の産直センターにもお伺いしました。1Fはアメ横のような「市場」になっていて、お魚や冷凍マグロの販売などをしています。2Fは三浦半島で穫れた野菜や果物をたくさん売っていたので、来週の「スイカ割り」に使うスイカを買って帰りました。

 子どもたちは魚や野菜を不思議そうに眺めたり、港から海を眺めたりしてふだんとは違うお出かけを楽しんでいました。

 三崎は横浜からは少し離れていますが、同じ神奈川県の港町です。子どもたちにとって、ちょっと足を伸ばすと同じ県内にこんな町があって、おいしいマグロやスイカが食べられるということを知る、見聞を広めるよい機会にもなりました。

 子どもたちにとって「郷土を知る」ことはオトナになっていく上で大切な経験です。なぜなら子どもたちはこの先「学校」は卒業しても「地域」は卒業しないからです。特に障害ある子どもたちの多くが地元で生まれ育ち、オトナになってもその地元で生きていきます。

 生涯にわたり誰かの手助けを必要とする彼らにとって、郷土とそこにいる人達は、人生に重要なものであるとくまさんでは考えており、夏休みのような時間が取れる時にこうした機会を用意しています。 
 

 今回、子どもたちの遠足に快くご協力をいただきました「海の幸」様、「うらりマルシェ」の皆様、本当にありがとうございました。


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