【福笑い】

 

【福笑い】

 先日、こどもたちと「福笑い」の活動を行いました。そう、お正月などにやる「顔のパーツを置いていく」あの遊びです。今回は子どもたちの大好きな「アンパンマン」「ドラえもん」の顔をパーツにしたものを用意しました。 

 ふつうの「福笑い」とは違い、目隠しをせずに「見ながら」やってもらいますが、意外に子どもたちにとってこれがなかなか難しいのです。上手に置ける子もいますが「ドラえもんの鼻」「ひげ」「アンパンマンのほっぺ」などのパーツは、人間の顔にないものなので、いざ「置いて」と言われても、なかなか場所に迷ってしまいます。

 子どもたちがふだんよく見ている大好きなキャラクターであっても、「見て分かる」ことと「再現できる」ことは違います。あれこれ頭を悩ませながら作る子も多く、先生たちもつい笑ってしまうような作品がいくつもできる、にぎやかな時間になりました。

 こちらは「顔の認識と再現」の訓練です。の活動によって、それぞれの子が、人の顔を見て、目がどこにある、口がどこにある、という基本的な「顔の認識」がどこまでできているか、がわかります。くまさん横浜ではこのような活動も行っています。

 子どもたちの心身の成長や発達の度合いは、日頃のいろいろな活動から分かります。くまさん横浜の先生たちは、遊びを通じ、子どもたちの成長の度合いをいつも確かめ、活動しています。


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