【ボウリング+外食体験!】

【ボウリング+外食体験!】

 夏休みの遠足<第2弾>、昨日は「外食体験+ボウリング」でした。この日はお弁当を持たずに朝からお出かけし、ボウリング場併設のカフェでお昼をいただき、午後からみんなでボウリングを楽しむ、という活動です。

 場所は湘南・江ノ島です。晴天の連休初日ということもあり、江ノ島は朝からビーチに沢山の人出でした。が、炎天下のお外を避け、子どもたちとクーラーの効いた涼しいボウリング場に入りました。

 くまさん横浜では、いつもボウリングの活動は「江ノ島ボウリングセンター」さんにお邪魔しています。実はこちらのボウリング場は、障害者の自立援助のための活動に取り組まれている社員の方がいらっしゃり、障害児・者に大変ご理解の深いボウリング場なのです。

 おかげさまで当日は、レストランもレーンも「貸し切り」にしていただきました。子どもたちは周囲へのご迷惑を気にすることなく、美味しいお食事をのびのびと食べ、ボウリングを楽しむことができました。職員の皆さんもレストランの皆さんも、ニコニコと温かいご対応をいただき、ごらんのとおり子どもたちもたくさん笑顔を見せた午後になりました。

 ボウリングが初めての子もごらんのような「投球台」を借りれば、上手に投げることができます。障害ある子達はルールがわからなくても「自分の投げたボウルがピンを倒す」ことはわかります。みんな遠くのピンを狙って一生懸命投げました。中には「ストライク」を出す高校生もいて、大いに盛り上がりました(笑)。

 実は、こうした公共施設、とりわけスポーツ施設には、障害あるお子さんがご家庭でお出かけする機会はあまりありません。特に知的障害の場合は、電車やバスなどの公共交通の使用も難しい場合が多いのです。

 ですから、私達のような事業所が、事前に理解ある施設と打ち合わせをし、当日は専用車で送迎し、有資格者の職員が付き添って食事の介助やトイレの介助をするなど、色々な準備をすることで、子どもたちがこうした体験をする機会が実現します。

 私達の事業所は小さい施設だからこそ、逆に、職員たちの目が行き届くこうした小さな集団で、子どもたちに存分に楽しんでもらうための「キメの細かい配慮」が可能だと考えています。

  今年は旅行も帰省もままならない夏休みとなりました。でも今年の夏は二度と戻ってきません。子供たちに、たくさんの夏の思い出とすばらしい体験を残していってもらうため、まだまだくまさん横浜の夏のイベント企画は続きます!(^_^)


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