【避難訓練！】

【避難訓練！】

　早いものでもう5月になりました。新年度になっても学校がお休みのため、くまさん横浜ではまだなんとなく春休みが続いているような感じです（苦笑）。

　さてくまさん横浜では、年に２回、避難訓練を行っています。もちろん児童も参加です。毎年忘れないように3月と9月という「震災の月」に行っています。

　当日は「くまさんにいる時に地震が来た」という想定で、子どもたちは、発災したら先生の号令とともに一旦机の下にもぐります。そして避難が必要と判断した先生の号令で、素早く靴を履き、先生と手をつないで部屋の外に出て、避難を始めます。

　いったん建物下の安全な場所で集合－点呼をし、全員が無事に脱出できたの確認をしたら、この地域の「いっとき避難場所」の「日野町原第一公園」に向かってみんなで移動。もちろん先生たちはしっかり全ての児童の手をつないでの移動です。

　ふつうの住宅街の道を歩いていくので、当然、よその方とすれ違ったり、車が通ったりします。先生たちは「後ろから車！はい、止まってー！」「階段は手すりつかまってー！」と声を掛け合いながら整然と移動していきます。実は日頃の移動をほとんど車に頼る障害児にとって、こうした「歩行訓練」も大切な訓練の一環です。

　「いっとき避難場所」に到着したら、いったん全員の点呼を取り、迷子が居ないことを確認して最終目的地の防災拠点「日野南小学校」まで再度出発です。こちらの小学校は、くまさんから徒歩約6分のところにある小学校で、震災時はこちらに避難することになっています。

　小学校についたら再度点呼を取り、訓練はこれで終了です。最後に帰り道に「ごほうび」として、原第一公園で遊ぶ時間を取りました。子どもたちは、ブランコやすべり台などを満喫してくまさんに戻りました。

　くまさん横浜では万が一の震災に備え、こうした防災訓練を子どもたちと行っています。震災はいつ来るかわかりません。子どもたちもそして職員も、日頃から練習を重ねてこうした「非常時」に備えたいと考えています。

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