【栗の絵皿づくり】

 

【栗の絵皿づくり】

 いよいよ本日で11月も終わり。横浜も朝晩はずいぶん冷え込むようになってきました。気がつけばそろそろ冬の到来です。

 今月の「工作」の活動は「貼り絵」系のものを多く行いました。先日ご紹介した「壁画」も切り貼りでしたし、他にもいくつかの「絵皿」「リース」などを子どもたちが制作しました。

 こちらはその中の一つ「栗の絵皿」です。色紙を小さくちぎって紙皿にのりで貼っていきます。最後に栗の絵を貼って出来上がりです。紙皿という限られたスペースからはみ出ないように、しかしすき間が空かないように色紙を貼って行くのは、スペース(広さ)に対する感覚や認知を養い、それに伴う指先の活動の訓練となります。

 くまさん横浜ではこうした「手先を使う」工作の活動をよく行います。モンテッソーリ教育などでも提唱されているのですが、手や指を使う動作の訓練は、子供の脳の成長によい影響を与えることが明らかになっています。脳に障害を持つ子どもたちの成長にこそ、こうした活動が必要だとくまさんでは考えています。

 こうした理由から、工作の活動は「調理」「外出」と並んで月間で必ず行われるメインのプログラムのひとつに位置づけられており、くまさん横浜に通う子どもたちは、一か月の中で必ず何かの「制作」を体験しています。その中でも子どもたちが興味を持ちやすく、そして取り組みやすいものを、毎月、職員会議で色々話し合いをしながら企画しています。

 子どもたちが作った作品は、それぞれおうちに持って帰っていただきます。これは単に「お子さんの活動をご家庭で見ていだたく」だけでなく、ご自宅でお子さんの作品を飾って眺めていただくことで、「くまさんでこんなの作ったの!」「あら、上手にできたわね」と親子間の会話やコミュニケーションのきっかけになってくれればいいなと思うからです。

 何を作るにしても「自分の手で何かができ上がっていく」ことの喜びを、少しでも子どもたちが感じてくれればこんなに嬉しいことはありません。これから長く続く人生はいろいろな意味で「創造」の連続です。一生懸命に取り組む子どもたちの横顔を見て、こうした作業の経験で得ることも、将来必ず役に立つ成果のひとつになると思い、職員たちは子どもたちを心から応援しています。


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
当ページで使用している写真の無断コピー/使用はご遠慮ください。