【放課後デイでは何をしているの?】
【放課後デイでは何をしているの?】
私達の事業所は「放課後等デイサービス」と呼ばれていますが、公式には(行政的には)「障害児通所支援事業所」という名前になっています。
学齢期の子どもたちが対象なので、彼らは日中は学校に行っています。で、文字通り「放課後」の学校帰りに私達の事業所に通って、さまざまな活動に参加しておうちに帰っています。
これはたとえば健常の子どもたちが学校帰りに「塾」や「予備校」に行くのと同じようなものと言えます。
健常の子たちは「将来自立するために必要な技術」を身につけるために「受験勉強」をしたり「偏差値」を上げたりするために勉強します。
一方、障害ある子どもたちはくまさんのような事業所で「将来生きるために必要な技術」を学んでいるのです。
もちろん受験生のような「国語の勉強」「数学の勉強」をするわけではなく「人と共同作業をする」「生活動作の訓練」「食育」と言ったことを学ぶわけで、こちらのページでお伝えしているくまさんの活動はそのような趣旨で行われています。
障害児療育が難しいのは「個人差」が大きいところです。しかも学齢期の子どもたちは、心身の変化が大きくそれぞれにきめ細やかな個別の対応が必要です。しかし生活の動作や技術こそ「子供の頃」に繰り返し訓練することが必要でして、たとえば「30歳になってから」では、もう遅いのですね。
私達は、障害あるお子さんたちに対し、放課後の限られた時間の中で、それぞれの児童の個別の特徴から来る必要性に合わせ「オトナになるための訓練」を行っています。子どもたちができるだけ楽しみながら、笑顔でこのような訓練をしていくこと。くまさん横浜はこうしたことを目指している事業所です。
放課後等デイサービス くまさん横浜
http://www.kumasan-yokohama.com/
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