【栗本先生による研修を行いました】

【栗本先生による研修を行いました】

 くまさん横浜では、職員の資質向上を図るため、職員の研修を積極的に行っております。今年は、外部講師として栗本啓司先生による研修を毎月行っています。

 栗本先生は、順天堂大学体育学部の在学中より運動科学研究所での研究活動に従事され、ご卒業後は日本幼児健康体育協会にて指導に従事したのち、操体法、療術など各種のメソッドを研究されている身体運動の研究者です。

 現在では小田原で「からだ指導室 あんじん」を主宰され、日本では数少ない「発達障害児に対し身体運動からのアプローチにより機能回復・心身状態の安定を図る」メソッドとワークを提唱されており、全国の学校・社会福祉法人・障害児療育施設などで指導されていらっしゃいます。

 くまさん横浜の保護者の方の中にも「過去に訓練会で指導していただいたことがある」「栗本先生の著作を読んで一度指導を受けたいと思っていました」というお母様もいらっしゃいました。

 くまさん横浜では今年、6回にわたり職員たちに対して研修を行っていただいており、「支援者の身体育てのためのコンディショニング」「栄養と発達」等という支援者向けのテーマで月一回の研修をおこなっています。

 また、くまさんでは、こうした知見をご家庭でも得ていただくことが大事と思い、この職員研修を在籍児童の保護者にも無料で開放しています。この日も3名の保護者の方にご参加いただきました。

 今月は「発達をきちんと知っていますか?」というテーマの講習でした。前半で子どもの発達の段階についての解説があり、後半では実技の時間で、他の方とペアを組んで「(こどもへの)接する際の手や指の使い方」「リラクゼーションのさせ方」などを実技としてご指導いただきました。

 参加した職員(常勤・非常勤)たちはみな熱心にメモを取り、ワークをやって体で実感し、子どもたちへの支援をより良くする方法を学んでいました。

 栗本先生は、実は毎回、いらしていただいた日には、午後から直接児童たちのご指導に入っていただいています。「職員たちが学ぶ」だけでなく、「子どもたちが学ぶ」こと、そしてさらに「子どもたちへの教え方」を実地で学ぶことが職員たちにとってとても良い教育になります。午後の様子はまた日をあらためて書きたいと思います。

 くまさん横浜は、子どもたちにとってもっとも良い環境を用意しようと、努力を続ける放課後等デイサービスです。

 栗本啓司先生主宰 「からだ指導室 あんじん」はこちら

 

 

 


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