【お餅をつきました!】
【お餅をつきました!】
早いもので今日から2月です。ついこの間お正月だったのに早いものです。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉を実感させられますね。
さて、先月の報告になりますが、中高生専用のデイサービス、くまさん横浜NEXTでは、1月に「お餅つき」を行いました。正月と言えばお餅!ですよね(笑)。 とは言っても、臼と杵を使ういわゆる伝統的なお餅つきではなく、今回はNEXTにある「餅つき機」を使いました。
日頃、炊飯器でごはんを炊くことに慣れている中高生たちにとっては「餅つき機」も似たような機械です。お米と水をセットし、スイッチを押せば自動的に蒸気でもち米が蒸され、その後、中で羽が回転しながらお餅をついていきます。
現代の最先端技術(?)で、1時間もしたらお餅がつき上がります。次にそれを機械から出したら、くっつかないように水をつけながら小さくちぎります。中高生とは言え喉につまらせてはいけませんから、一口で食べられる小さな団子状にちぎって丸めて好きなタレにからめていきます。
「どれにするー?」「僕はきなこ!」「しょうゆ!」などみんなでわいわい言いながら、好みのタレに絡めて自分のお皿に盛り付けました。もちろんこの日はこれがおやつですから、早速みんなでいただきます。
つきたてのお餅は柔らかくふわふわで、まだホカホカと湯気が出ています。「おいしーい!」とみんな笑顔で平らげます。あっという間に「おかわり!」「おかわりください!」と次々と手が伸びました。「今度はあんこにしようかな」「やっぱりきなこがいいです」と、お好みの味付けで食べてもらいました。
臼と杵を用意するいわゆる「お餅つき」は、それはそれで楽しいですが、準備も後片付けも大変です。しかし、こうした餅つき機を使えば「現代のテクノロジー?」によって美味しいお餅が食べられます。腹持ちが良いので中高生のお兄さんお姉さんたちにとっても、みんな大満足のおやつとなりました。
食べ終わったらお皿はその日の当番の子が洗います。くまさん横浜NEXTでは、小中だったら職員が行っているこうした作業も、子どもたちにやっていただいています。作って食べるだけではなく「お片付け」までやって「調理」が完結する、と考えているからです。こうしたことも将来大人の生活では大切な生活の「技術」になります。
「生活の技術」を訓練する場所は、ご家庭以外ではなかなかありません。くまさん横浜NEXTでは、大人が近づいてきた中高生にそのような訓練活動を提供しています(^_^)。
※くまさん横浜NEXTでは、2018年度の中高生の生徒(中1~高3)を募集中です。障がいある中高生たちが、将来より「生きやすく」なるための様々な訓練に毎日取り組んでいます。ご利用希望の保護者の方はどうぞお気軽にお問い合わせください(^_^)。
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