【鬼の面づくり】

【鬼の面づくり】

 早いもので2月になりました。明後日は節分です。中高生専用のデイサービス、くまさん横浜NEXTでは、生徒たちがみんなで節分用の「鬼の面」の制作を行いました。

 あらかじめ型紙に印刷されている鬼の顔を、思い思いのクレヨンで塗っていきます。「境界線」を意識して塗り分けていく「ぬりえ」は、指先の訓練だけでなく「領域の認知」の訓練でもあります。

 塗りが終わったら、次にそれを厚紙にノリで貼り、線に沿って切り取っていきます。ここはハサミを使います。紙に書かれたものを鬼の面になるようにまるく切っていくと、だんだんお面らしくなってきます。目が見えるように穴を明け、最後に両端に輪ゴムをつけて耳にかけられるようにしてでき上がり!です。

 「色を塗り」「紙に貼り」「切り取り」「穴あけ・ゴム付けなどの加工」・・・など、中高生の工作では、小中生と同じ「工作」と言っても、こうした少し複雑な工程の活動を行っています。職員が手を添えて手伝いながらでも「自分の作品」を作りあげていくことは、また「共同作業」とは違った喜びがあります。みんな、最後は自分で作ったお面を被り、写真を撮らせてくれました。きっと今年の節分の豆撒きは、今回作ったお面で「鬼は外!福は内!」と元気な声を響かせてくれることでしょう(^_^)。

 中高生専用のデイサービス、くまさん横浜NEXTでは、中高生の生徒たちが学校帰りに色々な課題に挑戦しています。時にみんなで集団で、時に個別に一人の世界で、将来社会に出た時に必要な技術を育むために、子供たちが頑張っています(^_^)。


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