【くまさん横浜の社内職員研修】

【くまさん横浜の社内職員研修】

  先日、職員の社内研修を行いました。くまさんでは今年から職員を対象とした社内の研修をたびたび行っており、前回は「アドラー心理学」の研修を外部から講師をお招きして開催しましたが、今回は「こどもの発達をとらえる」と題し、発達診断についての研修を行いました。

 子供たちが月を追うごとに、あるいは年を追うごとに成長していく段階をどのように捉え、適切な課題をどう用意するか、ということは、障害の有無にかかわらず児童教育の指導者にとってはとても重要な技術です。今回は、九州大学の小児科で作られた遠城寺式という発達診断の手法を、児童発達支援管理責任者が職員たちに講習しました。また参考にデンバー方式などの方法の比較紹介もあり、短い時間ではありましたがたいへん充実した研修となりました。

 子どもたちは成長段階にあたり「移動運動」「手の運動」「社会性の基本習慣」「対人関係」「発語」「言語理解」・・・などの各分野において、一律でなくバラツキをともなって成長していきます。子供たちが不得意な部分を上手に伸ばして行くためには、まずは現在の成長段階と課題を正確に把握して「基準」を定め、次の適切な課目が認識できるかどうかが日中活動の「質」の決め手となります。

 くまさんの社内研修には、毎回、正職員だけでなく非常勤職員も参加しており、事業所全体で提供サービスの質の向上を目指しております。くまさん横浜は、子どもたちにとって「最も良い場所」であることを目指している放課後等デイサービスです。


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