【新宿養護学校の文化祭<ひまわり祭>に行きました!】

【新宿養護学校の文化祭<ひまわり祭>に行きました!】

 
  昨日11月3日は文化の日で祝日でした。くまさん横浜は祝日はお休みなので、朝から東京にお出かけしました。東京都新宿区立の新宿養護学校で文化祭「ひまわり祭」が行われており、けみ芥見先生と一緒にくまさん横浜の職員が見学に行きました。

 

 実は、けみ先生はこちらの新宿養護学校でも障害児たちとのアート制作「ディセーブルド・アーツ」を行っています。子どもたちとけみ先生との共作の作品は、玄関入ってすぐのところに展示ギャラリーが特設されて飾られていました。新宿の子どもたちの絵はまた横浜の子たちとは少し違うテイストで、ステキな「色使いの躍動感」を感じる作品ばかりでした。

  当日は文化祭ということで、体育館では子どもたちの出し物が披露されており、いくつか拝見させていただきました。新宿養護学校は肢体不自由児の学校なのですが、それでも知的障害を併発している子も多く「重心」(重度心身障害児)と呼ばれるねいわゆる「重い子」の多い学校でした。言葉はもちろん意思表示すらままならない子供たちが一生懸命に何かを表現しようとする姿には胸を打たれました。

  お昼の時間にけみ先生と教室を回らせていただいて子どもたちと会ったり、校長先生のお話を伺ったりさせていただいたのですが、けみ芥見先生が「障害」に対して大変高い関心をお持ちであることが、そばで見ていてよくわかりました。けみ先生は年を追うごとに「障害」「障害児」に対する関心が強まっておられるように感じます。そして「子供たちを助けたい」という思いが伝わってきました。彼がこのDACを「一生続けます」とおっしゃっていましたが、その「本気度」がそばで見ていて感じられる一日でした。

 当然の話ですが、障害児がいるのは新宿だけでも横浜だけでもありません。今年、この「DAC=ディセーブルド・アーツ・チャリティー」の活動は全国に広がり、すでに名古屋・熊本・熱海・仙台で展示化を行いました。東京はいよいよ再来週、11月13日(月)~11月19日(日)になります。当日はくまさんの子どもたちの絵もたくさん出品されます。

 どうか、ひとりでも多くの皆様に「障害児の可能性をアートの技術で開く」DACの展示会にお越しいただけましたらと思います。

  ディセーブルド・アーツ・チャリティー展 in東京 2017 の詳細はこちらをクリック!


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