【地域の防災訓練に参加してきました!】

【地域の防災訓練に参加してきました!】

 先日、くまさん横浜のある横浜市・港南区で地域の防災訓練に職員が参加してきました。

 当日は、地域の避難場所であり防災拠点でもある「日野南小学校」の体育館に朝から地域の皆さん方が大勢集まっていまして、そこに参加しました。全体会では防災の心構えについてDVDの上映などが行われました。会場には各町内会の方々や地元のアムチュア無線の団体なども来ていまして賑わっていました。きっと非常時に無線は心強い味方となるのでしょう。

実は横浜市では災害時への行き届いた準備ができており、くまさんに来ているような障害児たちや、高齢者や大人の障害者、乳幼児がいる方、災害時に怪我をした方・・・などを「要援護者」と位置づけ、一般の方の避難所とは別に「要援護者受付」を設けていただいています。

 同小学校の音楽室がその要援護者用の「別室」となっており、後半ではその部屋に移動し、障害者・支援者用に作成された災害対応のパンフレットなどをいただいたり、非常時の障害者受け入れ施設の紹介や車椅子の使い方の説明などを受けました。会場ではくまさんに通っている地元の高校生の女の子とそのお母様ともお会いでき、あらためてこの仕事が地域密着の仕事であることを実感しました。

 くまさん横浜では「児童の安全」を第一に大事な項目として考えていますが、それに最も必要なことは「地域との連携」であると考えております。非常時だけではなく日頃から、この場所に障がいを持った子供たちがいることを地域の方々に知っていただき、そして子どもたちを可愛がっていただくことが大事なのです。

 障がいを持った子供たちは、学校を卒業しても、一生この地域で生きていき、そして誰かの支援を必要とします。平時/非常時にかかわらず、地域の皆さん方に支えていただけるような事業所でありたいと思っております。


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