【トマトの収穫をしました!】
くまさん農園のトマト(ミニトマト)が赤くなってきましたので、先日、晴れた日に子供たちと収穫を行いました。
今年は豊作で、長いつる状の枝にトマトが鈴なりになりまして、子供達にもいでもらいます。手先がおぼつかない子は職員たちが手を添えて、プチッと枝から取るところを一緒にやりました。
実は、枝からトマトをもぐこの作業は「指先の巧緻性」を鍛える訓練課題でして、この動作すら難しい子にとっては良い練習になります。そして、
「赤いのだけだよー」「青いのは置いとこうねー。また来週おいしくなってるよー」「ほら、どっちが赤い?」
と、実は「赤いものだけを選別する」ことも「色彩認知」の訓練になっています。実は子どもたちの中には色の判別ができず「白黒の世界」に住んでいる(と推測される)子もいます。
でもこういう「なり物をもぐ」のはこども達にとっても楽しい遊びです。どうせこども達に訓練をしてもらうんだったらこういう楽しい課題設定がいいよね、という方針で、くさまんは農園を使っています。
こども達がワイワイきゃあきゃあ言いながら獲ったトマトはたちまちボウルに一杯になりました。もちろん、早速室内でおやつに食べてみます。器に入れて氷で冷やして食べると、甘いトマトはまるで果物のよう。「おいしーい!」と沢山の笑顔が溢れました。
送迎時に保護者の方にお伝えしたら「え? うちの子食べたんですか? ふだんトマト食べないんですよ!」と喜ばれるご家庭もありました。やっぱり、みんなで一緒にワイワイ言いながらやると、子供は「雰囲気で」食べれちゃったりすることもあるんですね(^_^)。
くまさん横浜は農園を持っているデイサービスです。
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