縁日の活動

縁日の活動






































 

【縁日の活動】

 

 先日、くまさん横浜では毎年恒例の「縁日」を日中活動で実施しました。

 

 「縁日」ですから、ちょっとお祭の雰囲気を味わいたいと思い、最初にダンボールで作ったおみこしを男の子たちがワッショイ、ワッショイと担ぎます。そのあとで、今年は 1.たこやき 2.魚釣り(景品はおやつの詰め合わせ)3.ヨーヨーつり の3つのお店を指導訓練室内に出しました。

 

 たこ焼きは、やけどに気をつけながら、子供たちにくるくるとひっくり返して焼いてもらいます。焼けてくるといい匂いが室内に漂うこともあり、子どもたちは喜んでクルクルしてくれました(^_^)。もちろん焼けた後は、その場でマヨネーズとソースをかけて、アツアツのうちにいただきます。みんな焼きたてをハフハフ言いながら美味しくいただきました(^_^)。

 

 たこ焼きを食べ終わったら、次は「魚釣り」ゲームです。これは、段ボールで作られた「池」に紙で作った魚達が泳いでいるのを釣り上げるゲームです。お魚の鼻先についたクリップに、釣り糸の先の磁石を上手に近づけると・・・あら不思議! お魚が釣り上げられてきます。上手に釣ることができたら、お魚を先生のところに持っていくと、景品のお菓子の袋と取り替えてくれます。これもその場で開けて、おやつとして食べてしまいます(笑)。

 

 そして最後に「ヨーヨーつり」です。これは、水に浮かんでいるヨーヨーの口ゴムの先に、上手に釣り針を引っ掛けて釣り上げなければならず、一番難しいゲームです。水上をふわふわと漂うヨーヨーをみんな夢中になってヒモの先の釣り針で追っかけます(^_^)。

 児童によっては先生に助けてもらいながらも、みんななんとかヨーヨーを釣り上げることができました。難しい作業ほど、できたときの喜びも大きいもので、みんな大きな笑顔になります(^_^)。

 

 このくまさんの「縁日」の活動は、集団活動として様々なねらいが隠されており、毎年の「年中行事」となっています。が、毎年同じ内容だと飽きますから、年ごとに少しずつ変更したりして工夫しています。

 

 そして今年は「準備」の段階で中高生のお兄さん・お姉さんたちのくまさん横浜NEXTに手伝ってもらいました。実はヨーヨー釣りのヨーヨーを作ったり(少し水を入れて膨らませるので、ちょっとコツがいります)、魚釣りの魚や磁石つきの釣り竿を作ったり、あるいは魚釣りの「景品」のお菓子の袋詰めなどは、くまさん横浜NEXTの生徒たちに「作業」の課題としてとしてがんばってもらいました。

 

 中高生たちも自分で作ったヨーヨーや釣り竿などを自分で使いたい気持ちは山々だったのですが、そこをぐっとこらえて「小さい小学生の子達が喜んでくれるかな」と、使ってくれることを思い浮かべながら、一生懸命作ってくれました。

 

 「自分の働きを誰かに喜んでもらい、評価してもらう」という体験は、労働の根底的な意義となる貴重な体験です。将来、大人になって就労した場合、今までとは違い「サービスを提供する側」に立つことになります。擬似的ではありますが、こうしたことも機会を捉えて体験してもらえるよう、くまさん横浜NEXTでは考えています。

 くまさん横浜ではこのように、小・中学生/中・高校生たちが、ふだんは別々に活動しつつも、時にお互いの活動で療育の相乗効果が発揮されるよう、職員たちがさまざまな工夫をしています。

 

 この縁日は一週間続き、多い子では3日も4日もたこ焼きを食べた子がいました(笑)。まねごとではありますが、これもまた夏から秋にかけて全国各地で行われる「お祭りシーズン」のひとつの年中行事として、子供たちにとってのひとつの経験になれば、とくまさん横浜では考えています。

 

 そう、くまさん横浜は「歳時記のあるデイサービス」です(^_^)。

 


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