白玉あんみつと石臼挽き

白玉あんみつと石臼挽き


























 

【白玉あんみつと石臼挽き】

 

 先週、くまさん横浜では「白玉あんみつ」の調理活動を行いました。子供たちみんなで手作りでおやつを作り、食べる活動です。ちょうど十五夜=お月見の週でもあり「お月見団子」にもなりました(^_^)。

 

 まずは白玉粉でお団子を作ります。よーく手を洗ってから、白玉粉をみんなで丸めていきます。先生に助けられながらも粘土遊びの要領でくるくると丸め、お団子を上手に作ることができました。

 

 先生方がゆでたお団子に今度はきなこや黒蜜をトッピングしていきます。今回は、何ときなこもお手製にチャレンジしました。石臼で炒った大豆を挽いて、きなこを作るところを子供たちにやってもらいます。

 

 上に空いた小さな穴から大豆を入れて、取っ手を引いてゴロゴロと回すと、下からきなこが出てきます。という一連のプロセスを一度先生が説明し、やってみせたら子供たちにやってもらいます。みんな石臼は珍しいようで、喜んでゴロゴロと挽いていきます。順番に交代して挽くと沢山のきなこができました。 

 

 最後に、白玉にきなこと黒蜜をかけ、フルーツとあんこをトッピングしてできあがりです。もちろん、ただちにおやつの時間になりました(^_^)。やっぱり、子どもたちはみんな甘いものが大好きです。喜んで食べて「おかわり!」の声が相次ぎました。

 

 くまさん横浜では調理活動に力を入れています。特にこうした少し複雑な調理活動は、個別の「団子をこねる」「石臼を回す」などの手の技術だけでなく、全体として「順序概念の把握」などの養成にもなります。また何よりも「自分が食べるものを自分の手で作る」という、人間としての基本的な活動を、お友達と共同で行う体験にはとても意味があると考えています。

 

 とは言え、そんな難しいことを抜きにしても、子供たちのおいしい笑顔は横で見ていて心が温まるものです(^_^)。くまさん横浜では、今日も子供たちが

笑顔いっぱいで楽しい活動を体験しています(^_^)。

 


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