クレープ作り
クレープ作り
【クレープ作り】
先日、くまさん横浜NEXTで中高生たちが「クレープ作り」の日中活動を行いました。
材料の牛乳や卵を、粉と一緒にミキサーで混ぜます。アツアツのホットプレートにうすーくのばし、表が焼けたらひっくり返します。焼けたら、トッピングに生クリームやチョコレート、そしてフルーツを乗せてできあがり、です(^_^)。
みんなそれぞれ自分の担当があり、フルーツを切る担当、ミキサーを使う担当、焼いてひっくり返す担当・・・・と、それぞれ持ち場について役割を果たしました。
あま~いクリームの乗ったクレープは、子供たちに人気です。あっという間にみんな笑顔で平らげました(^_^)。
調理活動は、くまさん横浜が力を入れている活動のひとつです。自分が食べるものを作ることは、ただ単に楽しいだけではなく様々な目的があります。
まず、いつも食べているものがどのようなプロセスを経て食卓にのぼるのか、材料がどう加工されて調理されるのか、を知ることができます。
次に、調理器具や食器の使い方を覚えていくことは、長い目で見た時に、将来の介助者・支援者の負担を減らすことにもつながります。
自分の手で自分の食べるものを作り、味わって食べ、片付ける。この、大人になったら誰もがやらなくてはならない生活の動作を、生徒たちは放課後に練習していきます。
私たちは、障がいを持った子供たちが、学校が終わった放課後の時間に「家でゴロゴロ」していることは、本当にもったいないと考えています。生まれながらに「生きづらい」課題を抱えてしまった彼らこそ、少しずつでも訓練を積み、将来の生活に必要な技術を身に着ける必要があるためです。
たとえ毎日ではなくとも、こうした目的を持った訓練を週に2・3回でもやることで、少しでも将来の「生活力」「生きていく力」を養う練習となります。一日の中で彼らが「遊んでいる時間」を「将来の投資」の時間に変えて行くために、くまさん横浜NEXTでは様々な訓練を行っています。
※中高生専用のデイサービス くまさん横浜NEXT では、現在、中高生の生徒を募集中です。ADL・IADLを中心とした、様々な課題にも子供たちが取り組んでいます。各曜日にまだ空きがありますので、保護者の皆様は、どうぞお気軽にお問い合わせください(^_^)。
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