横浜港シンボルタワー

横浜港シンボルタワー

 

【横浜港シンボルタワー】

 

　今日は「海の日」です。くまさん横浜では、幸い車で20分も走ると海に行けるため、よく子どもたちとの日中活動で海に遊びに行きます。

　

　最近良く行くのが横浜港の本牧ふ頭にある「横浜港シンボルタワー」です。ここは灯台のタワーの下に芝生の広場が広がり、開放的な空間が広がる場所で、子どもたちも行くのを楽しみにしています。

 

　ここに行くときはおやつを持って出かけます。これは、現地に少しでも長くいられるようにしたいのと、休憩所でおやつを食べるためです。休憩所は一般の方も使われている場所なのですが、くまさん横浜ではこうした「公共の場所でよその方々にご迷惑をお掛けすることなく行動する」ことも、子どもたちの訓練の一環と考えています。そのためおやつも「野外の人目につかないところ」ではなく、あえてこうした「一般の方のいらっしゃるところ」で食べることを目的の活動も行っています。これも療育活動の一環なのです。

 

　おやつをこぼして周囲を汚したりしない、大きな声で騒いだりしない、先生の言うことを聞いて集団で行動する・・・公共の場所ではこうしたマナーを守らなければなりませんが、面白いことにこうしたことは、ご家庭の中や事業所の中だけでなく「人目のある場所」で練習することで効果があったりするのですね（^_^）。

 

　ご覧のとおりシンボルタワーは見晴らしがよく、天気が良いと房総半島まで望むことができます。かもめが空を飛んでいたり、港を出入りする大型船を見られたりもします。おやつが終わったら、海からのやさしい風に頬を撫でられながら、子どもたちは建物の階段をはしゃぎながら上がったり、芝生の広場で走り回ったりして、夏の午後のひとときを楽しく過ごします（^_^）。

 

　さあ、今週から夏休みです。くまさん横浜では、夏はあちこちにお出かけする計画を立てています。障害を持った子どもたちは、ふだんなかなか健常児のような自由な活動ができにくい環境にあります。夏休みには彼らにこそ「夏の楽しい思い出」を作ってもらいたいと、くまさん横浜の職員たちは色々な計画を立てています（^_^）。夏のくまさん横浜にご期待ください！