ねんど遊び

ねんど遊び
















 

【ねんど遊び】

 

 猛暑だった昨日、室内で「ねんど遊び」の活動を行いました。

 

 自分で自由に形が作れるねんどは、指先の巧緻性、形態認識など様々な訓練ができる活動です。また多動の特性を持つ児童に対しては「机に座って何かに集中する」事自体が、訓練になります。

 

 今回は、白い紙ねんどを使いながら、途中から絵の具を足していきました。こうすると、マーブリングのように色が混ざっているところと混ざっていないところがはっきりし、それが形を変えるたびに変化していきます。

 

 自分の手で起こした「混ぜる」動作の結果が、色を混ぜることで目に見えてはっきりすることが新鮮な驚きと感動を起こすようで、子どもたちは色の変化を見ながらひねったり、ひっぱったり、ねじったり・・・と様々な力を加えて粘土をこねていきました。もちろんそばに先生が着いて色々なアドバイスをしながら、手を添えて手伝っていきます。

 

 中には、色付用の絵の具で手を真っ赤にして遊ぶ子もいましたが、それはそれでご愛嬌です(笑)。ワイワイ言いながら、みんなで楽しい活動の時間を過ごしました(^_^)。

 

 くまさん横浜では、「役に立つ訓練を、子供たちが楽しみながら行う」ことを目指しています。正直、一つ一つの活動ですぐに何かの結果を求めることは難しいかもしれません。しかし、放課後のこの時間に「何もせずお家でゴロゴロしている」よりは、たとえ短い時間でもこうした場で活動-訓練することが、必ず将来につながります。

 

 こうした日々の活動のコツコツとした積み重ねにより、数年後、数十年後の子供たちの「成長」「技術獲得」に大きな違いが出られるよう、くまさん横浜では子供たちが今日も活動に取り組んでいます。

 


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