フルーチェづくり

フルーチェづくり
























 

【フルーチェづくり】

 

 梅雨のさなか、横浜では蒸し暑い日が続きます。

 先日、日中活動で「フルーチェづくり」を行いました。材料の関係で、その日はおとなりのくまさん横浜NEXTでも同時に行いました。

 

 フルーチェは、冷たい牛乳を混ぜてかき混ぜるだけ、のカンタンな「調理」なので、低学年児童の「調理初心者」にはうってつけです。またできあがったフルーチェは栄養価の高いおいしいおやつになります。

 

 しかしカンタンとはいっても、

 

 袋を開封し→中身をボウルに開け→牛乳を計量カップで量り→こぼさないようボウルに注ぎ→お玉でかき混ぜる→各自のお皿に注ぎ分ける→トッピングのフルーツ缶詰をのせる

 

 というプロセスを順番に行うことになります。小学生たちは、先生が付き添って手を取りながらの活動になりますが、中学生のお兄さん・お姉さんたちは自分で計量し、自分たちでかき混ぜ、みんなのお皿に注ぎ分けたあと、最後にボウルまで洗ってもらいました。このように同じ活動に取り組んでも、小中生のクラスとNEXT(中高生のクラス)では、取組の内容と「質」が変わっていくのがくまさん横浜の特徴です。

 

 できあがったあとは、もちろんそのままおやつの時間です。できたては美味しいようで、多くの子供が喜んで食べました。ヨーグルトのような食感ですが、フルーツも乗っています。みんな笑顔のおいしいおやつの時間となりました(^_^)。

 

 くまさん横浜では、日頃から積極的に「調理」の活動を取り入れていますが、それには理由があります。子供たちの脳の発達や成長のためには、まんべんなく「五感」を刺激していくことが必要なのですが、調理の活動のみが「味覚」「嗅覚」を刺激できるからです。視覚・聴覚・触覚への刺激は他の活動でもできるのですが、とりわけ「味覚」については、料理しかできません。こうしたことも子供たちの成長に重要だと考えています。

 

 子供たちが美味しいものを自分自身の手で作り、そして味わう。こうしたことも大人になる「準備」の一つです。くまさん横浜では、毎日の放課後に子供たちがこうしたことを体験しています(^_^)。

 


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