ねんど遊び

ねんど遊び














 

【ねんど遊び】

 

 ねんど遊びは、障がい児にかぎらず一般の健常児の間でもポピュラーな活動です。自分の手で自由に形が変えられるねんどは、手先の訓練になるだけでなく、形態認識の発達にも役立つ遊びです。また、様々な色のねんどを使うことで、色彩感覚を育てる訓練もできます。先日、そうした「形態認識」「色彩認識」の訓練のために、色々な色のねんどを子供たちと使ってみました。

 

 先生の手に取られたねんどがくるくると動くうちに「ボール」ができたり、ニョロニョロの「へび」ができたりといろいろな形ができていきます。みんな興味深そうに見て、自分でも手を伸ばしてやってみます。丸めたり引っ張ったり伸ばしたり、はたまたちぎったり、みんな好きなようにねんどを触って好きなようにいじってみました。

   赤、青、黄色、ピンク、緑、茶色、白・・・・とカラフルなねんどは、子供たちと「ボールの色と同じだねー」「このマットの色だよー」と話しながら使っていきます。そして2つの色を混ぜて別の色を作ったりもしてみました。

 

 ご覧のようにみんなで一緒にねんどの活動を行いましたが、好きな子は夢中になって、長時間にわたり熱心に取り組んでいました。おしまいの時間になっても「またやろうね!」と名残惜しそうに終了を惜しむ子もいました。

 

 くまさん横浜では、屋外の活動だけでなく、こうした室内の活動も積極的に行っています。6月は梅雨の季節です。雨がちで、自然と外遊びができなくなるこのシーズンには、ねんどをはじめ色々屋内で遊べる訓練メニューを用意して、子供たちの来所をお待ちしています(^_^)。 

  


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
当ページで使用している写真の無断コピー/使用はご遠慮ください。