タマネギ、再び。

タマネギ、再び。
























【タマネギ、再び。】

 

 初夏は新タマネギの季節です。くまさん横浜では先日に引き続き「タマネギの収穫」の活動を行いました。今回は、小中生だけでなく、くまさん横浜NEXTの中高生の生徒たちも参加し、農園で育ったタマネギを抜いてもらいました。

 

 くまさん横浜には、ビルの大家さんのご好意で、実は3つの農園があります。

 

 「第1農園」は、2Fにある「空中庭園」になっている農園です。ビル脇の専用階段から上がります。細長い畑ですが長さがビルの周囲をぐるりと取り囲んでいる長い畑で、面積はかなり広いです。

 「第2農園」は、玄関すぐ前の前庭の周囲の農園です。こちらは子供たちがいつも遊ぶ庭の前なので毎日、水やりなどができます。

 そして「外農園」と呼ばれるのは、ビルの脇、鎌倉街道沿いにある広大な畑です。こちらも大家さんが管理されていらっしゃるのですが「子供たち、好きに使っていいぞー」と許可をいただいています。

 が、ちょっと小さな公園ほどのひろーい面積があり、正直、子供たちではとても管理しきれないほど広いです。昨年の秋に、その隅っこにタマネギ畑を作らせていただき、100本ほど苗を植えさせていただきました。

 

 今回は第1農園と外農園に植えてあったタマネギを収穫しました。今回は白い通常のタマネギだけではなく「ムラサキタマネギ」もあり、茎の根元を引っ張ると地面から赤い玉が出て来る場合もあり、子供たちも「ほぉー」という顔でしげしげと眺めたりしていました。慣れてくると、ズボズボ抜けて土の中から玉が出てくるのが楽しくなり、みんな夢中になって沢山抜いていました(笑)。 

 

 くまさん横浜では、採れた野菜や花はご家庭にもお持ち帰りいただいています。子供たちが種を播いたり苗を植えたりし、水をやって育てて、収穫まで自分たちでした特別な農作物なので、ぜひご家庭で子供たちと一緒に眺めたり味わったりしていただきたいと思うからです。

 お花や野菜をおみやげに持って帰ってもらった日は、みんな、おうちでどうやってお花を飾ったのかな? タマネギはどうやって食べたのかな? と想像することを職員たちが楽しみにしています。

 

 くまさん横浜では、放課後のたった数時間の短い時間ですが、子供たちとの関わりや触れ合いというものを職員がとても大切にしています。一つ一つの作業や活動は小さなことかもしれませんが、それらが積み重なり収斂され子供たちの将来につながっていくことを、職員たちは信じています(^_^)。

 

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
当ページで使用している写真の無断コピー/使用はご遠慮ください。