農園の花摘み

農園の花摘み














 

【農園の花摘み】

 

 くまさん横浜では、昨年の秋に植えた花達が春に一斉に咲きました。春菊、ストック、アスター、スイートピー・・・色とりどりの花が美しく農園を彩ってくれました。

 花が植わっているくまさんの第二農園は、玄関のすぐ前にあり、毎日子供たちが楽しむことができます。また、シャボン玉遊びやおいかけっこなどの「庭遊び」をする時も、職員や子供たちの目を楽しませてくれました。

 

 せっかくきれいに咲いているお花なので、おうちの皆さんにも見ていただきたいと思い、みんなで摘んで各ご家庭に持って帰っていただくことにしました。

 

 花が咲いている茎を、先生が指定する場所にハサミを入れ、チョッキンと切り落とします。これは「たまねぎを抜く」などの手の作業とは違い「上手にハサミを使う訓練」になります。

 

 ふだん、ハサミはせいぜい画用紙などでしか使いませんから、こうした厚みのある「立体物」を切るのは、手元がおぼつかない児童にとってはなかなか大変な作業で苦労します。最初のうちはなかなか一回では切れず、ハサミを入れる角度、握るタイミングなどを、根気よく先生に教えてもらい、時には手を添えて一緒に切っていきます。

 それでも上手にハサミを入れられてキレイなお花が取れたら、先生にたくさん褒めてもらえます。だんだん上手にできるようになると楽しくなってきて、夢中になって「お花摘み」をするようになりました。たくさん採れたお花は、みんなで分けておうちに持って帰っていただきました。子供たちが頑張って積んだお花は、ご家庭の食卓などで飾っていただけたようです(^_^)。

 

 くまさん横浜はビルの3Fにありますが「庭」や「農園」のある放課後等デイサービスです。子供たちが庭で遊び、土をいじり「種を蒔いて育て収穫をする」ことを体験しています。この春には「春菊」「タマネギ」「花」などをひと通り収穫しました。これから夏に向けては、キュウリやトマトなどの「なり物」が用意されています。

 日本の美しい四季の変化を、子供たちにも感じて欲しいと、くまさん横浜の職員たちは「歳時記のある放課後等デイサービス」を目指しています。(^_^)

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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