木のスティックの課題

木のスティックの課題
















 

【木のスティックの課題】

 

 中高生の放課後等デイサービス、くまさん横浜NEXTでは、毎回、生徒たちがやってきたら「課題」と呼ばれる作業をやってもらっています。課題自体は幾つかの選択肢の中から好きなものを選べるのですが、その一つに「木のスティック」の課題があります。

 

 これは、小さな木のスティックを使って、①指定された数により分け ②指定のカップもしくは袋に入れる ③袋の場合は口のジッパーまできちんと留める という作業です。作業所での作業を想定していますが、くまさんの中では少し難易度が高い課題です。スティックの数は毎回同じではなく、その日によって変わってきますから、先生の指示をよく聞いてやらないといけません。また袋詰めの場合はジップロックの口がきちんと閉じてあるかまで、そばについている先生から確認されますから「入れればいい」というものでもなく、最後まで気が抜けません。

 

 くまさん横浜NEXTではこうした「課題」が終わった生徒からおやつにしており、時間になったら一斉に食べる、というものではありませんから、課題を終わらないとおやつが食べられません(苦笑)。いきおい、みんな「さっさと終わらせておやつ食べよう!」と集中して取り組むことになります。

 作業自体は楽しみながらやっていける子もいます。やはり「目に見えるわかりやすい成果」が見られると、子供たちも意欲を持って取り組むことができるようです。 

 

 春休みが終わり、横浜市内の中高校はすでに新学期が始まりました。子供たちは学校の帰りにくまさんに寄りますから、放課後の大変限られた数時間しかくまさんにいることができません。こういう短い時間の中で、でもどうすれば子供たちに「技術訓練」をしていけるかは、どこの放課後等デイサービスでも悩んでいることだと思います。

 簡単に、取り組みやすく、生徒たちの意欲を満足させられるような課題と取り組みのプログラムを作ること。中高生専用の放課後等デイサービス くまさん横浜NEXTでは、職員たちがこのようなことを考えながら、毎日子供たちのプログラムで支援を行っています(^_^)。

 

 ※3月1日にオープンしたばかりの くまさん横浜NEXT では、現在、中高生の児童-生徒を募集中です。各曜日にまだ空きがありますので、中高生の保護者の皆様は、どうぞお気軽にお問い合わせください(^_^)。

 


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