けみ芥見さんの作品になります!

けみ芥見さんの作品になります!














 

【けみ芥見さんの作品になります!】

 

 くまさん横浜では、有名な若手芸術家・けみ芥見さんを不定期にお招きして、子供たちとお絵描きをしていただく活動を行っています。けみさんは、障害児童の「アート療育」に高いご関心をお持ちで、縁あってくまさん横浜の児童たちをかわいがっていただいております。

 

 子供たちと一緒になって絵を描いていただく中で、彼のアーティストとしてのインスピレーションに触れる児童の絵がたまにあります。現在、その日の活動で児童たちが描いたもののうち、そうしたものを「素材」にして、けみさんにボランティアで作品を作って頂いています。

 

 写真でご覧の通り、児童たちが一見ぐしゃぐしゃと書いたような絵や、墨で書いた○の中に、プロの画家が加工を施して「芸術作品」へと仕上げていきます。けみさんいわく「子供たちのエネルギーが表現されていてすばらしい!」とのことです(^_^)。

 

 くまさん横浜ではコツコツとこうした作品を貯めており、近い将来、くまさんで「展示会」を開きたいと考えております。プロの画家とコラボして芸術作品を作り上げていける機会は、大人であっても健常者であっても、めったにあることではありません。さいわい、くまさん横浜ではお絵描きの好きな児童が多く、もしかしたら、こうしたことが、子供たちの「感性」や「芸術性」を開花させる機会になればと職員一同願っております。

 

 「子供には色々な可能性がある」とよく言います。くまさん横浜では、子供のうちは、様々な機会と体験を与えてその子の可能性を探りたい、という思いから、単に机の上の活動にとどまらず、約150種類にものぼる様々な日中活動のプログラムを用意しています。公園遊びやリトミックといった「体を動かす活動」をやったかと思えば、じっくり机に向かって「パズル」「文字の練習」をしたりもします。農園での土いじりもありますし、調理活動も行っています。この「お絵描き」の活動もそれら膨大なプログラムの中のメニューの一つなのですが、くまさん横浜では、こうした様々な分野での様々な体験が、将来いつかきっと児童の役に立つと考えております。

 

 そしてこうしたことは同時に、職員たちにとっても良い「指導技術の向上の機会」となります。毎日同じことを繰り返すだけではなく、いろいろな種目の日中活動を行いながら「その子の好きなもの」「その子の向いているもの」を探し続けることは、子供の少しの変化と反応も見逃さず、子供をよく観察し続けなければできません。それはすなわち、幅広い種目におけるの指導力を養成する事にもつながります。こうしたお絵描きの時間は、芸樹的素養のない職員にとってもいい「勉強の時間」になるのです。

 

 その意味で職員たちは、実は障がい児に「指導訓練」しながら、自分自身が毎日学ばせていただいています。くまさん横浜はその意味でも、職員と子供たちが文字通り「一緒に成長していく場」なのです(^_^)。

 

 子供たちを「学ばせていただく対象」として敬意を持って、ともに活動を行う大人がいる場所。くまさん横浜はそんな放課後等デイサービスです。

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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