避難訓練をしました

避難訓練をしました
























 

【避難訓練をしました】

 

 くまさん横浜では、万が一の震災に備え、児童と職員が一体となって年に2回の避難訓練を行っています。避難訓練の月はわかりやすいように、日本で大震災のあった3月と9月になっています(3月:東日本大震災・9月:関東大震災)。

 前回は土曜日に行いましたので、今回は曜日を変えて、昨日の火曜日に行いました。

 今回も訓練に先立ち「はじめの会」で、避難訓練を行うことを予め児童に説明します。これは自閉症児などのパニックを防ぐためです。

 

 そして13:50に進度7の巨大地震が発生した想定で訓練開始。職員が「地震だ!」と大声で周知し、同時に視覚優位の児童のために「じしん」と大きく書いた紙を掲げて地震を知らせます。児童には「机の下に隠れろ!」と、職員には「入口ドアを開けて!」と大声で指示し、避難経路を確保した上で、児童を全員、座卓の下に避難させます。頭部を保護しながら初期の揺れをやり過ごしました。

 

 そして5分後、揺れが収まった時点で、避難が必要とリーダー職員が判断。各職員が児童の手を取ってくまさんを脱出のため、児童に靴と靴下を履かせ、職員と手をつないで階下に降り、すみやかに避難にうつります。

 

 13:55に建物下で全員集合、点呼をとって無事を確認。地域の「いっとき避難場所」である「日野原町第一公園」へ向けて徒歩で出発しました。途中、道路右側の白線内を歩くなど気をつけながら、14:00に公園到着。そこで再度点呼を取り、地域防災拠点の「日野南小学校」まで更に歩を進め、14:10前に日野南小学校に到着しました。

 

 訓練自体は一旦これで終了なのですが、帰りは14:15頃にもう一度「日野原町第一公園」を通りました。ここで、がんばった子供達の「ごほうび」として、30分ほど公園での「自由遊び」の時間を取り、みんなで楽しく遊びました。実は子供たちはこちらのほうが楽しいものですから(笑)、みんな大喜びで公園を満喫しました。

 その後、くまさん横浜に帰着し、おやつの時間となりました。今回もトータルで1時間ほどの避難訓練でしたが、無事に終了しました。終了後、職員たちで災害時の役割等について会議でカンタンに確認しました。

 

 くまさん横浜では「子供たちの安全」はもっとも重要な経営課題としていつも職員たちに徹底されています。たとえば天井の蛍光灯は全て強化プラスチック製のものに取り替えてあります。これは、東日本大震災の時に、都内の多くのデイサービスで天井から蛍光灯が落ち、割れたガラスで怪我をした児童がいた、という教訓に基づくものです。またくまさん横浜には、万が一の震災時のための水と非常食、簡易トイレ等も天井裏にストックされています。

 大災害はいつ起こるか分かりません。こうした「日頃の備え」は、ご家庭や学校でも行われていますから、デイサービスでも行うべきと考えています。

 

 くまさん横浜は、児童の安全を最も大切にする放課後等デイサービスです(^_^)。

 


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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