かるた遊び

かるた遊び














 

【かるた遊び】

 

 くまさん横浜は知的障害児を対象にした事業所ですが、ひとくちに「障がい児」と言っても、色々な児童が来ています。

 発育段階や障害特性は人により様々で、やることにも色々違いがあります。カラダを動かすことが好きな子もいれば、本を読むのが好きな子もいます。また本と言っても、図鑑や絵本が好きな子がいれば、文字の多い「かいけつゾロリ」などの物語が好きな子もいます。

 

 そんな中、かるたが好きな子どもたちがいます。最初は「え?知的障害でもかるたができるの!?」と驚きましたが、やってみるとなかなか上手で、先生が読んだ札を素早くとっていきます。

 

 かるた遊びは非常に知的な遊びです。昨日の「ひらがなの練習」もそうでしたが、文字や言葉を覚えるのには、机に座ってお手本を読んでいればいいというものではありません。こうした形で集中力を養い、細かい点を見落とさず、いろいろな角度から五感を刺激していくと、言葉そのものだけでなく、様々な体験とともに自然に身につけていくことができます。

 

 放課後等デイサービスは、学校が終わったあとのごく短い時間、子どもたちが、成長と上達のための訓練を行う事業所です。 その短い時間の中で「くまさんに来てよかった」「くまさんで身についたことがある」ということがあると、職員にとっては望外の喜びです。職員たちはいつもそのように考えています。

 


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