ダンボール列車

ダンボール列車


















 

【ダンボール列車】

 

 くまさん横浜では、時々、「素材そのものを子供に与える」という試みを行っています。「今日は○○を作る」と課題を決めて、必要な材料を渡して工作するのもいいのですが、こちらで素材だけを用意し、子供の自由な創造力・創造力を刺激したいという思いがあるからです。

 

 与える素材はその時によって様々です。紙を与えた場合、何かを書き始めて「お絵描き」「文字や数字書き」を始める子もいれば、折ったりちぎったりぐしゃぐしゃにしたりする子もいます。みないろいろ角度から「手の感触」を確かめて、楽しみます。他にも「毛糸」「ペットボトル」「布」・・・など、素材によって色々なものを「素材として」遊び道具にしてもらいます。

 

 今回は「ダンボール」を使ってみました。ちょうど大きな段ボールが手に入ったので、そのまま子どもたちにあげてみたら、まず最初は中に出たり入ったりを始めます。そしてだんだんと、中に入ったまま立ち上がったり、そのまま歩いて移動したりを始めていきます(^_^)。

 

 そして今回は、先生が中に入ってその箱にヒモをつけてみました。そうすると子どもたちがヒモを引っ張りますので、それに合わせて先生が前進します。まるで列車を牽引しているようにダンボール箱の中に入った先生がついていきます。

 

 これが面白いらしく、子どもたちがキャッキャと騒ぎながらヒモをひっぱって走り回るようになりました(笑)。くまさん横浜の指導訓練室は約65平方メートルと広いですから、先生も必死でついていき、いつの間にか汗だくです(笑)。 他の先生方も笑いながら応援し(笑)、温かい時間が流れました。

 

 「ダンボール遊び」はこれまでにもやったことがありますが、この「ダンボール列車遊び」は初めてです。また一つくまさん横浜の「名物遊び」が増えそうです(^_^)。

 


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