敬意はあるか?
敬意はあるか?
【敬意はあるか?】
人が、人として在るために必要なものはなにか?
いろいろあるのでしょうが、その一つが、他者への「敬意」をもって接しているか? だと思っています。
「敬意」って、どんなこと? 言葉のイメージから、あらたまって言うと、大仰な感じもしますが、相手の存在をちゃんと認めて、接すること。そんなことなのではないのでしょうか。
「存在を認める」とは、たとえば自分の考え、物の見方を一方的に押し付けない。その人を一方向からのみみて、断定的な決めつけをしない。相手を見下ろす言動をとらない。礼儀を忘れないとか。言葉にすれば、一般的に言われる、人と人との関係などのことです。
敬意をもって、人に向かう。その意識があるか、ないか。その人の生きる「品位」にも関わってくるのではないか? そんな気がしています。
「敬意」というとき、大人が、大人に向けて・・・と、無意識的に対しているかもしれない。そんなことはありませんか? 大人が、子どもに(も)、と意識している人はどのくらい居るのでしょう?
本来は、一個の人間が、一個の人間に向きあう。という視点では、大人も子どもなく、対等なはず。日常的に子どもたちに接する中で、ふと思うときがあります。
子どもたちに、なにをもって「敬意」と言うか? 活動の中での「敬意」と言う場合、個人的な考えはありますが、それは自分の胸の内に留めたいと思います。
人は、人や物事をみる、自分なりの「ものさし」をもっている、あるいは、もってしまっている。として、そういうことの良し悪しとは別に、子どもたちにていねいな気持ちで相対しているか。そのことを振り返るために、時折、「敬意」を子どもたちの間に置いて、言動の距離をはかりたいと思います。
【本日の届け曲♪】 Let It Grow
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※くまさん横浜のブログは、複数の職員が日々の活動を通して、各自の視点で綴っています。
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