洗濯機を使う練習。

洗濯機を使う練習。














 

 【洗濯機を使う練習】

 

 くまさん横浜は、階段の踊場のところに専用の全自動洗濯機を置いています。くまさん横浜は子供の施設なので、おやつや食事時に使うふきんやおしぼり、さらら他にもクッションのカバーやタオルケット・・・など、意外にいろいろな洗い物が出ます(ですので、洗剤のご寄付は大歓迎です! ^^;)。

 

 洗濯機を回す時は、小学校高学年の子や中学生にも一緒に手伝ってもらう時があります。そう、この「洗濯機を上手に使える」のも生活技術の訓練だからです。

 洗濯機に洗い物を入れ、電源のコンセントをつなぎます。水の量が決まったらそれに応じた量の液体洗剤をキャップで測って投入します。スタートスイッチを入れてはい、スタート!です(^_^)。

 

 そばで職員があたたかく見守り、手順を忘れたら「はい、次はなんだっけ?」「スタートボタン、押します」などと声をかけて促して行きます。

 これも簡単そうに見えて「順序」を守らないといけない作業です。たとえば、洗濯物を入れる前にスイッチを押しちゃダメですし、水の量を測る前に洗剤を入れてもいけません。

 こうした、ふつうの大人にとってはなんでもない簡単なことでも、障がいを持つ子供たちにとってはなかなか大変に「緻密な」プロセスです。一生懸命頭で考えているとどうしても作業は遅くなりますが、先生は辛抱強く待っています。上手にできたら、「よくがんばったねー!えらいねー!」とほめてもらえると、子供たちの顔もぱっと明るくなります(^_^)。

 

 くまさん横浜では、障がいを持つ子たちが、将来、スムースに生活できる技術を身につけられるよう、様々な種類の訓練を行っております。私達が毎日どんなことをしているか、ぜひ「日中活動の種類と内容」のページもご覧いただけましたら幸いです(^_^)。

 


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