恵方巻、食べてます。
恵方巻、食べてます。
【恵方巻、食べてます。】
今日は立春。今週は、くまさん横浜では「恵方巻」の活動を行っています。
炊きたてのご飯を海苔に載せ、具材を載せて、まきすで巻いていきます。中身の具は子供たちが好きな「カニカマ」「ツナ缶」「マヨネーズコーン」「きゅうり」です。
桶に入った熱々の炊きたてご飯をウチワで扇いで冷ましたり、巻きすで巻いたご飯をニギニギと固めたり、と、いろいろな作業を子供たちにやってもらっていますが、みんな興味深そうに参加しています。
海苔巻きは完成までにいくつもステップがあるので、少し時間がかかりますが、辛抱強く頑張ることもまた訓練のうちです。自分の手で作った海苔巻を食べる気分も、また格別のことでしょう。またワカメと油揚げの味噌汁もついていて、今週のおやつは、ちょっと「お弁当気分」です(^_^)。
実は、今回、この海苔巻きのノリは、東京湾産のいわゆる「江戸前」の貴重なノリを使っています。
くまさん横浜から車で15分くらいのところに「金沢漁港」という、東京から最も近い本格漁港があり、そこに時々日中活動のドライブで出かけていまして、そこのノリなのです。
昔は「浅草海苔」「大森海苔」など東京湾は有名な海苔の産地だったのですが、現在では日本の全生産量の2%以下となっており、とても貴重な海苔です。食べる直前に直火で一枚一枚丁寧にあぶると、香ばしいよい香りがし、口の中でふわっと溶けたあとに意外にもコリコリと歯ごたえがあります。
また、味噌汁のワカメも同じく金沢漁港のもので、これらのノリやワカメは全て、金沢漁港で漁師をされている非常勤の大竹先生から頂戴しました。これも柔らかいのに歯ごたえが良く、ふだんなかなか手に入らない貴重品です(大竹先生、ごちそうさまでした)。
くまさん横浜では、農園の自家製野菜同様、調理活動の材料にはできるだけこうした「地産地消」も意識し、地のものを子供たちに食べてもらいたいと考えています。幸いくまさん横浜は海にも近く、金沢漁港だけでなく江ノ島や逗子・葉山など海にドライブで行ける場所にあります。
先月は自家農園で「菜の花の収穫」「かぶらぬき」で「山の幸」を味わいました。今月は「海の幸」です。子供たちの活動の中で、こうした味覚や嗅覚も刺激して脳の成長や発達を促せたらいいなと思っています。
今週はみんな、お腹いっぱいになるおやつの週ですね!(^_^)
※保護者の皆様へ
メールでもすでにご連絡しておりますが、今週はこのようにおやつが「海苔巻+味噌汁」と、少しボリュームがあります。1600までには食べ終えるようにしておりますが、夕食に少し影響が出るかもしれませんのであらかじめお知らせします。よろしくご理解の程をおねがいいたします。なおこの活動の材料費を特別に徴収することはありません。
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