甘酒作り!

甘酒作り!






















【甘酒作り】

 

 寒い日が続きます。ここ横浜でも雪が降るなどしていますが、天気の悪い日には、暖かい室内で調理活動を行っています。先週から今週にかけて、みんなでおやつの時間に「甘酒づくり」の活動をしています。

 

 先生がついて注意しながら、IHヒーターの上のあつあつのボウルの中で酒粕を溶かします。ダマにならないようざるで濾しながらぐるぐるとよくかき混ぜて、甘さを見ながら少しずつ砂糖を足していきます。時々味見をして、隠し味にちょっと塩を入れて、ちょうどよい甘さになったらできあがり! いったん沸騰させ、火からおろして少し冷ましてから子どもたちのコップに注ぎ分けていきます。ヤケドをしないように、少しずつ注いで飲んでもらいます。

 

 この活動では、酒粕の、ちょっと甘い良い香りが部屋中に漂います。実は酒粕はとても栄養価が高く、たんぱく質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類、有機酸、ミネラルなどが含まれているほか、ペプチドやアミノ酸、麹菌、酵母菌由来のβ‐グルカン、葉酸なども含まれており、食物繊維も豊富です。またこの時期、風邪がはやる時期でもありますから、体を温める子供の冬のおやつとしてはもってこいなのです。

 

 そのままおやつの時間になり、いつものおやつと甘酒で楽しいひと時になります。甘酒の日はおやつの「おかわり」に、せんべいなど塩味のお菓子のリクエストが多くなります(^_^)。

 

 最初は「みんな甘酒、飲めるかな?」と心配していましたが、わりにみんな「おかわり!」と2杯目を飲んでくれます。もちろん中にはなかなか飲めない子もいますが、みんなでワイワイ言いながらだと、知らず知らずのうちにお友達と一緒に飲んでしまう子も多く、お母様方からは「うちでは飲まないんですけど、くまさんでは飲んだんですか!?」と驚かれる児童もいます(^_^)。

 ご家庭とはまた違う雰囲気の中ですから、甘酒に限らずみんなと一緒にこうして「勢い」で口にし、好き嫌いがなくなるきっかけを作るのも「調理活動」の狙いの一つです。

 

 この甘酒、今週の火曜日までやっています。まだ参加していない子は、火曜日までに来てくださいね(^_^)!

 


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