イスは、手作りで。

イスは、手作りで。














 

【イスは、手作りで。】

 

 くまさん横浜では、玄関で子供が靴を着脱します。その時に腰掛けるイスを毎日使うのですが、どうも既製品では使い勝手のよいものがなく、開業時から職員が手作りで作っています。最近まただいぶ傷んだので、新年を機会に新調しました。

 

 イスを作っていただいたのは、くまさん横浜の「用務員」こと、非常勤の大竹先生。手先がとても器用な先生で、これまでにもベンチ農園など、くまさん横浜の様々な施設・設備を沢山手作りで作っていただいています。今回は非常勤の亜実先生も手伝っていただき、お二人のコンビでイス作りをしていただきました。

 

 ちょうどいい高さで丈夫なダンボールを探してきて、中身を詰め、キレイに布をかけて留めていきます。以前は発泡スチロールの箱を使っていたのですが、子供が上で飛び跳ねたりするとズボッと天板が抜けてしまったりしたものですから、今ではダンボールを使っています。

 

 布で隙間なくピチっと覆うと、ご覧のとおり、豆腐のような(笑)、キレイな四角いイスができあがりました。今回、覆う布はキレイな花柄のものと白無地のものと2種類選びました。これでまたしばらく、子どもたちが安心して腰掛けられるイスができました(^_^)。

 

 くまさん横浜では、こうした室内の設備や道具、そして農園の設備など、多くを職員たちが手作りで作製しています。実はこうしたものの製作や修理は手間も時間もかかるし面倒なので、100円ショップなんかで間に合わせで買ってくるほうが安くて早いです。しかし、毎日実際に現場で子供たちと接している職員が、細かい使い勝手を考えながら「オーダーメイド」の手作りで作った方が、子どもたちにとって使いやすい物ができます。

 いろいろ試行錯誤もありますが、それでも子どもたちの笑顔を思い浮かべながら制作に励む時間は、職員にとっても幸せな時間です(^_^)。

 

 くまさん横浜は、職員がみんな子供を愛しているデイサービスです(^_^)。

 


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