やぁ、バディ♪

やぁ、バディ♪


【やぁ、バディ♪】

 

相棒とか、仲間とか。ダイビングの世界で耳目にする「バディ」には、そんな意味合いがあるらしい。

子どもたちと、私たち職員で言えば、その関係ではないかもしれない。ですが、子どもたちと接していて、思うことがあります。

 

「人と人とが交わり、元気や活気や意気や和気などが、場に生まれる」ということでは、“大人と子ども”や、“教える・導く・促す・手助けする”などの関り方をこえて、お互い人間同士として、笑顔やプラスの感情を共有・補完し合える間柄。
そんな関係での「バディ」感を覚える時があります。

 

たとえば、お掃除やお手伝いなどの活動での意欲的ながんばりや、意外な人のリアクションに出逢ったとき。
たとえば、子ともたちの言動が、こちらの「笑」や「いいねぇ!」のツボに入ってしまったとき。
たとえば泣いている子を、他の子が心配そうになぐさめたりしているとき。
他、いろいろ。

 

こうした場面の中に居るとき、気持ちは日常の大人の難題や悩みなど、たとえ短い時間だとしても解き放たれ、浄化されている。そんな感情が湧いてきます。
個人的には「癒される」ということとも、ちょっと違う。じゃぁ、なんだろう?

 

ひと言で言えば、子どもたちの「意図しない心地よさ」からくるもの。

と感じています。

 

子どもたちは、活動の時間を通して、大人や他児童との関係を「もっとこうすれば、上手く立ち回れる」だとか、「ここはこうしておかないと関係的によくない」とか、そういう思考と縁遠いところで行動している。
仮にそんな部分があったとしても、大人が大人の関わりの中で身につけ、繕っているものとは違います。

 

団体活動での約束事や、人が人にしてはいけないことなど、こちらが大人の立ち位置で子どもたちを見守り、促していかなければいけないことはありますが、純に“人間の行動・反応・感情”で向き合ったとき、子どもたちが発する力から、“気”を明らかにもらっている。
お互いの関わりの中で、場に、元気と笑顔をつくり出す・・・そんなとき、「バディ」っていう感情がからだを走るのです。
(伝わったかなぁ? 伝わらないかなぁ? でも、そういうことです)

【本日の届け曲♪】 ワシントン広場の夜は更けて 

          https://goo.gl/Hf6u5Q

 
※くまさん横浜のブログは、複数の職員が日々の活動を通して、各自の視点で綴っています。


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