生搾りのリンゴジュース!

生搾りのリンゴジュース!






























 

【生搾りのリンゴジュース!】

 

 先週末、くまさん横浜の冬の名物「生搾りりんごジュース」の活動を行いました。実はこれ、毎年1回だけ行う特別な日中活動です。

 先日ご紹介した、施設長の長野の別荘で作っている有機栽培のリンゴを、また1ケース、くまさん横浜に持ってきていただきました。生食で食べても十分美味しいのですが、これをその場で子供たちと一緒に「スロージューサー」で絞り飲んでもらう、というちょっとゼイタクな活動です。

 

 当日は天気も良かったので、庭に出て活動を行うことにしました。くまさん横浜の庭はブルーシートが敷いてあるのですが、夏のプールなどでだいぶ傷んでいました。そこでこれを機会にシートを新しい物に張り替え、まずは掃除をしました。子供たちと一緒にシートにていねいに雑巾がけを行い、部屋から靴下で出られるようにすっかりきれいにしました。そして室内から座卓を持ってきて庭に並べます。

 

 12月とはいえ、午後は風もなく暖かい日差しが指し、ちょっとしたピクニック気分です(くまさん横浜では、気候の良い時分にたまにこうして庭でおやつを食べることがあります)。

 そして大きな段ボールにドーンと信州の有機栽培のリンゴが登場です。シナノスイート、ふじ・・・など幾つかの種類のリンゴが合計30個以上はありました。

 

 リンゴは包丁で小さく切るものの、皮も芯も種も取らずにそのまま「丸ごと」ジューサーにかけていきます。高機能スロージューサーは、繊維カスと純粋な果汁とをスロースクイージング(低速圧縮・搾汁)でキレイに分け、蛇口を開けるとみずみずしい香りとともに「目の前で絞りたて無添加100%」のリンゴ果汁がほとばしり出ます。子供たちにこの「リンゴ投入-絞る」や「果汁をポットに開ける」作業などを手伝ってもらいました。

 

 早速、しぼりたてを子供たちに飲んでもらいました。もちろん、砂糖や水などを一切加えていない純粋なリンゴの絞り汁です。みんなグビグビとイッキ飲みで(笑)、「おかわり!」のリクエストが殺到しました。やっぱり「本物はおいしい」ということが子供たちにも分かるものです。自分でコップを持つことが難しい子には、職員が手伝って飲ませてあげました。いつもおやつで麦茶を入れているコップに2-3杯ほど飲んでもらいつつ、庭でそのままおやつの時間にしました(^_^)。約30個のリンゴで4リットル強の100%ジュースの出来上がりです。

 

 くまさん横浜の「食」の活動では、できるだけ「自然のもの」「手作りのもの」を児童に味わってほしいと職員たちが努力をしています。なかなか予算の都合などで思うようにいかないことも多いのですが、やはり子供たちには出来る限り「本物」を提供したいと考えています。「子供たちにいろいろな経験をしてもらう」ことがモットーのくまさん横浜ですから「味覚」や「嗅覚」でも、なかなかご家庭ではできない経験ができれば、と思っています。

 

 もしかしたら当日はリンゴジュースでお腹がタプンタプンになった子もいたことでしょう(笑)。天然の食物繊維たっぷりのリンゴですから、もしかしたら、週末、みんなお通じが良くなったかもしれませんね(笑)。

 

 くまさん横浜では、おやつの時間でも、こうした色々な試みを行っています。(^_^)

 


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