ベンチがやってきました

ベンチがやってきました














 

【ベンチがやって来ました】

 

 先日、くまさん横浜に立派な白いベンチがやって来ました。これは、非常勤職員の大竹先生が手作りで作ったものです。サイズを測っての設計から板の裁断、釘打ちや仕上げの塗装まで、なんと全て一人で手作りで作っていただきました。

 

 実はこれ、最初は「庭用」のベンチとして発案され、塗装も屋外用の耐候途料で塗っていただいていました。ところが、やってきたベンチの実物を見て、その出来ばえのすばらしさに職員たちが「外で雨ざらしにするにはあまりにももったいない」ということになり、屋内で子供たちに座ってもらうことになったのです。大竹先生にも「これからは外での活動が少なくなるので、その場所が良いのでは」と快くご許可いただきました。

 

 子供たちは「何か新しいものが来たな??」と興味津々で、かわるがわる座ってみたりしています。みんなで大竹先生と記念写真を撮影しました。子供たちはみんな大竹先生が大好きで、撮影中も首っ玉にかじりつかれていました(笑)。

 

 くまさん横浜の指導訓練室は、ご覧のとおり床にマットが敷いてあり、座卓を使う時でも子供たちは床に直接座ります。腰掛けるのは靴を着脱するときのイスだけですから、新たに「腰掛ける場所」ができ、みんな楽しそうにしています。そして、それをニコニコと優しい眼差しでいつも大竹先生が見つめています(^_^)。

 

 大竹先生は非常勤職員のリーダーで、子供たちにも大人気の先生ですが、これまでにも沢山の木材加工(棚作りや安全装置などの製作)や農園の管理などしていただいており、半分くまさん横浜の「用務員さん」のようでもあります。今回のベンチも精密に歪みなく作られており「玄人はだし」の出来栄えです。「日曜大工」どころではない、文字通り「大工」の仕事で、みんな驚くとともに感心してしまいました。大竹先生、ありがとうございました(^_^)。

 

 今後、新年度へ向けて見学者の方々や、保護者の皆様など、来訪者の方々に座ってお待ちいただく場所ができました。皆様、ぜひ、くまさん横浜に遊びにいらした際には、名物の「白いベンチ」に座って行ってください。

 

 くまさん横浜では、玩具や農園、そしてこうした工作物など、色々なものが職員(や大家さん)の手作りで作られており、子供たちの療育活動を行っています。いつも子供たちを見つめている職員の一人ひとりが、子供に配慮した環境を自ら手作りで整備していく---くまさん横浜はそのようなことをしている、放課後等デイサービスです(^_^)。

 

 


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