すべり台が好き

すべり台が好き

 

【すべり台が好き】

 

　公園で「ブランコ」と並ぶ２大人気遊具といえば「すべり台」。公園に行くと多くの子が一目散にすべり台目指して走り出していきます（^_^）。

　

　一言で「すべり台」と言っても様々あり、当然、公園が違えばすべり台も違います。単に階段の先についているすべり台もありますが、ジャングルジムが併設されていたり、丘陵の地形を利用した高低差のあるすべり台があったり、さらに座面にローラーがついていてスピードが出るような仕組みになっているすべり台もあります。

　どれも様々なのですが、みんなスピードが出てすすーっとすべって行くのは楽しいようです。時々、足を広げてスピードを調整してみたり、寝そべって乗ってみたり・・・と色々工夫しながら、とても喜んで乗っています。 　

　くまさん横浜では、近隣の15の公園を「ホームグラウンド」にしており、職員たちがそれらの公園について把握しています。例えば、トイレの有無とか、遊具はどんなものがあるか（どんなすべり台があるか、ブランコが何本吊るされていて同時に何人が遊べるか、というところまで把握しています）、休憩しておやつを食べさせるような場所があるか、車で行った時に駐車できるか、さらにそこまで行く最短の抜け道と、その道の時間帯による渋滞の状態・・・・などなど、膨大な情報の蓄積があります。

 

　ですので、毎回、その日に集まった子供たちの顔を見て、その子供たち一人ひとりの障害特性や遊具の嗜好を見極めた上で、今から何時間遊べて何時までに戻ってこないといけないか、といったことを逆算し「もっとも条件に合う適切な公園」を１分以内に選び出して出かけていきます。

 　

　肌寒くなっても、子供は「風の子」。やっぱり元気に遊んでいる姿を見るのはこちらも楽しくなってきます（^_^）。