積み木の活動
積み木の活動
【積み木の訓練】
くまさん横浜では、室内の活動でしばしば積み木を使っています。
小学生にもなると、子供たちの遊びにもそれぞれ色々「好み」が出てきます。
もちろん個人差もありますが、どちらかというと、平面=二次元が好きな子は
「お絵かき」「ぬりえ」などに行き、立体=三次元が好きな子は「つみき」
「ブロック」などを楽しむ傾向にあります。
積み木は単純な遊びに見えますが、同時に多方面の感覚や能力を育てられる、有為な訓練です。積み木をやることによって、下記のような感覚-技術が育ちます。
1.空間認知:立体と立体の距離や位置関係を把握していく能力
2.形状認識:○△□といった形を、立体で認識する能力
3.指先の巧緻性:決められた位置に積木を上手に置いたり積んだりする能力
4.想像力:それぞれの形を組み合わせたらどんな形になる、と想像する能力
5.集中力:机の前に座って一つのことに取り組み続けられる能力
6.色彩感覚(色積み木の場合):色の組み合せやリズムなどを感じ取る能力
積木やブロック遊びでは、ご覧のとおり、時に「見事な積み上げ」を作る子もいて、職員たちもしばしば驚かされます。こうした才能を何かに生かせないかなーと
くまさん横浜の職員たちはいつも思っています。
くまさん横浜には、多くの子供達がやってきます。まだ保護者や学校の先生や本人すら気づいていない「才能」が沢山眠っているように思えてなりません。こうした子供たちの能力がいずれ開花できるよう、日々の活動が良い刺激となるよう心がけています。
※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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