室内プール遊び

室内プール遊び

















 くまさん横浜では、時々「室内プール遊び」を行っています。

 

 夏に庭で使っていたビニールプールを空気で膨らませ、水の代わりにボールやクッション、ぬいぐるみなどの柔らかいおもちゃを入れます。そうすると子供たちが次々と喜んで飛び込んできて、まるでお風呂のようになります(笑)。

 中には空気で膨らんだフチの部分にまたがり、トランポリンのようにピョンピョンと跳ねる子がいたり、「外」の職員たちとキャッチボールしたりする子もいて、思い思いに楽しんでいます。

 以前ご紹介した「テント遊び」「ダンボール遊び」などでもそうですが、自閉症児などではなぜか「閉ざされた狭い空間」が好きな子が多いです。「閉所恐怖症」の全く逆ですが、限定された空間に身をおくことで、刺激が少なくなりある種の安心感があるのかもしれません。

 

 プールが大きいせいか(3m✕2m)、実際「出たり入ったり」する子はあまりおらず、子供たちはほとんどこのプール内から出ようとしません。そのため人口密度は高く、通勤電車のような混み具合になりますが、子供たちは押し合いへし合いしながらも、クッションの下に潜ってみたり、ぬいぐるみを投げてみたりと、きゃあきゃあ大騒ぎしながら笑顔で遊んでいます。

 

 子供たちの、こうして楽しそうに遊ぶ笑顔を見ていると、職員たちも自然と顔がほころんできます。くまさん横浜では、毎日、職員たちが子供たちから元気を頂いています(^_^)。


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