パンケーキを焼きました

パンケーキを焼きました

















 くまさん横浜では、障害児の「食」に高い関心があり「食作り」の活動に熱心に取り組んでいます。

 

 先日は、日中活動中に「パンケーキ作り」を行いました。粉を牛乳で溶き、卵を割り入れてよく混ぜます。それを熱したホットプレートに流して焼くと、いい匂いが療育室中に漂います。それにチョコレートやクリームなどのトッピングを乗せると、おいしいパンケーキのできあがり!(^_^) もちろんそのまま、おやつの時間とし、全員がぺろりと平らげました。

 

 くまさん横浜が「食作り」にこだわる理由はいくつもあるのですが、まず1つめは、料理が「五感のすべてを使う作業」であることです。他のお絵かきや工作などでは「味覚」「嗅覚」を使うことはまずありませんが、料理の活動ではすべてが必要になります。

 次に「多くの子どもたちが興味をもてる」活動であることです。障がいにはいろいろな特性があり、「視覚優位」「聴覚優位」の子などがいますが、上述の通り、五感に訴えることができる「料理」は、ほぼすべての子が興味津々となってくれます。

 そして3つ目は何より「自分が作ったものを自分で味わえる」ことです。日頃何気なく、ご家庭やレストランで「座れば出てくる」料理が、実は複雑な工程を経て作られているのだということを実感することができます。

 さらに最後、4点目は、こうした活動はご家庭での「お手伝い」に直結し「実際の生活で役立つ生活技術」になる、価値ある支援になるということです。

 

 実際の活動に際しては、火の取り扱いや衛生面には職員が十分注意することはもちろんのこと、個々の作業で難しい場面では職員が手を添えて介助をしますから、実は職員にとっては準備-介助-片付け等で手間を要する活動になります(ですので、放課後等デイではやらない所も多いと思います)。

 

 が、それでもくまさん横浜の職員たちは子どもたちの「おいしい笑顔」が大好きで、実は職員会議では職員の人気の活動でもあります(^_^)。これからも色々な「食作り」の活動にチャレンジしていきたいと思っています。

 

 くまさん横浜は、子どもたちが大好きな職員がたくさんいる、放課後等デイサービスです。(^_^)

 


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