ペットボトル・ロープウェイ!

ペットボトル・ロープウェイ!

















 最近の日中活動で児童に大人気だった「ペットボトル・ロープウェイ」をご紹介しましょう。

 

 空のペットボトルの背中に、トイレットペーパーの芯をくっつけます。そして、壁に固定して垂らしたヒモをそこに2本通し、両手でヒモを左右に引っ張って開くと・・・あ~ら、不思議。ペットボトルがまるでロープウェイのようにギューンと上昇していきます(^_^)。ヒモの一方をお友達や先生に持っていただくと、2本のヒモはより広がって、どんどん上まで上がっていきます。

 

 単純な構造の工作遊びですが、これが児童たちに大ウケしました(笑)。

中には夢中になってヒモを引っ張る子や、ヒモに何か仕掛けがあるのかと、不思議そうにヒモを調べる子もいました(笑)。

 また、めいめいの児童に「自分のペットボトル」を決めてもらい、シールを貼ったり、色のマジックで書いてもらうなどしてデザインしてもらいました。自分で作った「オリジナル」のロープウェイがヒモを通して上がっていくところは、また格別に楽しかったようで、多くの児童が「マイロープウェイ」を持ち帰りました(^_^)。

 実はこの日中活動には2つの狙いがありました。

 1つは「工作」で、指先の巧緻性やデザイン感覚の養成です。一見簡単に見えますが、児童によっては「シール貼り」「テープ付け」はなかなか難しい作業となり、いい訓練となります。

 もう1つは「上手にヒモを通し、引っ張ってロープウェイを上げる」ところも、訓練となります。自分でヒモを引っ張る場合は、左右の手のタイミングを合わせる必要があります。また、お友達や先生と一緒に引っ張る時には、一緒にタイミングを合わせたり順番待ちをしたりという「共同作業」の訓練なのです。

 子供たちが夢中になって楽しみながら、かつちゃんと発達-成長の訓練になっていること。くまさん横浜では、いつもそのような日中活動を心がけております(^_^)。 


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