公園遊び

公園遊び


















 

 秋になってぐっと涼しくなってきましたので、くまさん横浜では「公園遊び」に出かける日が増えてきました。
 
 公園遊びは子供たちが大好きな日中活動の一つです。ブランコや滑り台、砂場に鉄棒やジャングルジム・・・魅力的な遊具がたくさんあります。特にブランコはあのスピード感がいいのでしょうか、子供たちに大人気です。

 多くの子供が公園では一生懸命遊びますので、公園遊びに出た日は、帰ってきてバタンキューでよく寝ます、という声も保護者の方からお聞きしています(笑)。

 

 こうした公園遊びですが、実はくまさん横浜では、準備の段階になかなか時間をかけています。

 

 職員の会議で公園の「候補」が出たら、事前に職員が行って下見をし、駐車場やトイレの有無、各遊具の種類や位置、出口の数や死角の位置・・・などを子供達の動線や職員の配置を考えながらチェックします。くまさんからは車で行きますから、実は「車ですぐ行けて、駐車場があって、トイレがあって、ブランコや滑り台などの遊具がそこそこあって、障がい児たちが十分遊べるスペースがある」という好条件の公園となると、そんなに数は多くないのです。

 

 当日は、午前中の会議で、児童の障がい特性を見ながら「どの職員がどの児童に着いてどんなに遊びをする」ということをあらかじめ綿密に決めておきます。またそんなに2時間も3時間もいられませんので、滞在時間の中で「水分補給タイム」
「トイレタイム」などをきめてスケジューリングします。

 

 ふだんの施設内より広くて目が届きにくくなりますので、実は職員にとってはたいへんな「公園遊び」なのですが、それでも子供達がのびのびと走り回っていたり、満面の笑顔で遊んでいたりすると、職員もつい顔がほころんでしまいます。

 

 これから寒くなる前に、少しでも多く子供達と公園での時間を取ろうと、最近は平日でも「公園遊び」の時間を積極的に取り、時々、ボランティアの方にもお手伝いいただいています。子供達の笑顔を見るのが大好きな職員たちは、今日も一生懸命です(^_^)。


※くまさん横浜では、児童の写真は保護者の許可を得て掲載しております。
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