かぶを収穫しました

かぶを収穫しました






























 

【カブを収穫しました】

 

 先週の「菜の花」に引き続き、今週も、くまさん農園で収穫作業を行いました。今週はカブです。「かぶら抜き」は童話などでも見られるように、その「抜く」動作が面白く、比較的子供に馴染みのある農作業です。実際、地面の下から白くて丸い根っこが出てくる様子は、大人でもなかなか楽しいものです(^_^)。

 

 作業に先立ち、室内で子供達に説明をしました。実際のカブを取ってきて見せて、抜くところを「練習」してみます。そして靴を履いて玄関前の「第2農園」に出ます。一人一人先生に呼ばれたら前に出て抜くのですが、それをみんなで見るため、一列に整列してきちんとお座りして順番を待ちます。

 

 子供たちは先生に指示されたカブを茎の根元から引き抜くのですが、手元のおぼつかない子は、先生に手を添えてもらって頑張ります。白い根っこがズボッと上手に抜けたらみんなで「やったー!」と拍手なのですが、中には茎の上の方を引き抜いてしまってポッキリ折れてしまうハプニングもあり(笑)、なかなかキャアキャアと賑やかな「かぶらぬき」となりました(^_^)。

 

 収穫したものは、それぞれの児童の自宅に持ち帰ってもらいましたが、残ったものをキッチンでさっとゆでてみました。そして小さい根をスライスしてその上に乗せて、即席の「カブの菜っ葉のおひたし」のできあがりです。さっと醤油をかけて早速子供たちのおやつの時間に出してみました(^_^)。

 

 菜っ葉なんか食べるかな?と思いきや、多くの子が喜んでパクパクと食べて「おいしーい」と笑顔になりました。やはり野菜は採れたてが一番。きっとお家に持って帰ってもらったカブたちも、子供たちのお腹においしく収まったに違いありません(^_^)、

 

 先週の「菜の花の収穫」もそうでしたが、今回のカブも、子供たちが自分たちで種を蒔き、水をやって大切に育てた野菜です。それを自分の手で抜いて、ゆでて食べてみる、という一連の流れの体験を、くまさん横浜では子供たちにやってもらっています。「農業」というにはささやかな体験ですが、子どもたちがこうした訓練を通じ「食」「土」「農」といったことに興味を持つきっかけになればと思います(^_^)。

 


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