「広島お好み焼き」を作りました

「広島お好み焼き」を作りました


































 

【「広島お好み焼き」を作りました】

 

 先週、くまさん横浜では日中活動で「広島お好み焼き」を作りました。広島「風」ではありません。ちゃんと「卵」と「焼きそば」が入った広島「式」です(笑)。

 

 下準備の段階で、粉を水で溶いたり、キャベツをちぎったりする作業などを子供たちに手伝ってもらいました。「粉を水で溶く」のは、かつてのパンケーキの活動などで経験済みでしたが「キャベツを手でちぎる」のははじめてです。楽しみながらバリバリと破くようにちぎっていく子もいれば、匂いを嗅いでポイッと投げてしまう子、破いた端から生で食べてしまう子もいて(笑)、なかなか賑やかな下準備となりました(^_^)。

 

 鉄板で焼くのは先生たちの仕事です。ジュージューと香ばしい音がして、豚肉や卵、焼きそばなどがいい匂いとともに焼き上がっていきます。オタフクのお好み焼きソースをかけると、ひときわ大きな「ジュワーッ」という音がして、湯気が立ち上ります。

 途中でたまごや焼きそばを挟んでひっくり返し、裏表をまんべんなく焼していきます。最後に、たっぷりの鰹節とアオノリを乗っけてでき上がり! アツアツのうちに切り分け、子供たちに食べてもらいました。

 

 お好み焼きソースの味が好きな子も多く、みんな夢中になってかぶりついていきます。「どうー? おいしーい?」と聞くと「うん、おいしいよ!」と笑顔で答えてくれる子、ピースサインをしてくれる子など様々です。みんな喜んで食べてくれました(^_^)。

 

 面白いもので、子供たちは食べ方にも色々な「こだわり」があります。

 

 お好み焼きの「皮」と「具」をていねいにていねいに剥がしてバラバラに分解していくけど、食べない子(苦笑)。あるいは、キャベツが好きではなく、上手に一つ一つ外して他の具材だけペロッと食べる子。また、焼きそばが好きで、他の具材には目もくれず焼きそばだけつるつるーっと食べる子などもいました(笑)。見ているとそれぞれみんな面白いですが、ワイワイと午後のおやつの時間を楽しんでいました(^_^)。

 

 くまさん横浜では「食」の活動は、力を入れている活動の一つです。「よく焼けたかな」「今日は上手に作れたかな」と、先生方も自宅のご飯よりも真剣に作っています(笑)。

 特に平日は放課後の短い時間で、なかなか準備や段取りも大変なのですが、それでも子供たちの「おいしい!」という笑顔を見ると、そんなものは吹き飛んでしまいます。これからも、こうした「食/調理活動」を続けていきたいと思います。くまさん横浜は、子供たちの五感のうち「嗅覚」も「味覚」も刺激する、デイサービスです(^_^)。

 


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